先進国の有毒産廃、途上国へ 「エコマフィア」密輸横行 2007年03月07日19時17分 西アフリカのコートジボワールで昨夏、欧州から持ち込まれた有毒産業廃棄物が経済の中心都市アビジャンのあちこちに捨てられ、15人が死亡、10万人が吐き気や頭痛を訴えて病院に駆け込む事件が起きた。汚染された土壌は今も残り、異臭が鼻をつく。環境規制で処分費用が上昇し、有害廃棄物が先進国から取り締まり体制の弱い途上国に向かう構図が見える。(アビジャン〈コートジボワール〉=大野良祐) 有毒廃液の不法投棄現場の一つ。有刺鉄線で囲まれ、「危険地域」の看板が立っていた=アビジャンで 廃液の有毒ガスで死亡したジャンジャックさんの思い出を話すアレ・ヤオさん(手前)。少年2人はジャンジャックさんの遺児たち=いずれもアビジャンで プロボコアラ号の動き ●コートジボワールで放置、15人死亡・10万人病院へ 「ほら」。農業を営むア
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