多いのは「創業者名と創業地名」 社名の付け方でポピュラーなのは、創業者の名前を採用するというもの。世界的なIT企業でいえば、まずヒューレット・パッカード。1939年に同社を創業したウィリアム・ヒューレットとデビッド・パッカードの名前が社名の由来になっている。大手PCメーカーのデルも同様で、1984年に創業したマイケル・デル会長の名前がそのまま社名になっている。 日本でも創業者の名前に由来する企業は多いが、大手IT企業の中にもいくつかある。最も有名なのは、松下幸之助が創業した松下電器産業だが、同社は2008年10月にコーポレートブランドの「パナソニック」に社名を変更する予定だ。ほかには、沖牙太郎が創業した沖電気工業、樫尾忠雄が創業したカシオ計算機などが創業者に由来する社名として挙げられる。 創業者の名前と同じく、社名の由来として多いのが創業地の名前。シスコシステムズの「シスコ」はサンフランシ