1945年8月9日、長崎市に原子爆弾が投下され、7万3884人が命を落としてから79年が経ちました。地元紙・長崎新聞は2024年8月9日の朝刊に、平和への祈りを伝えるメッセージを掲載しています。 長崎新聞の「原爆の日」メッセージに反響(画像は長崎新聞平和企画アーカイブから) 原爆の恐ろしさ伝えるメッセージ 紙面2ページ分を使ったメッセージは、漫画の集中線のようなデザインが全面に描かれ、中央には小さく文字が書かれています。そこで伝えられていたのは、次の言葉でした。 「原爆は日常の頭上で炸裂する。ピカッ。強烈な閃光。次の瞬間、4000度の熱線が、まちを焼き尽くす。かかる時間は、わずか3秒。あなたがこの文章を読み終えるころには、多くの命が消えている。」 中央に書かれたメッセージ(画像は長崎新聞平和企画アーカイブから) 紙面ではほかにも、原爆の恐ろしさを伝える詩やマンガが掲載されています。長崎新聞