実験栽培が進む「花粉症治療米」=徳島県小松島市、日本製紙提供 【貞国聖子】花粉症への効果が期待されるコメの開発が進んでいる。スギの花粉のたんぱく質を人工的に取り込ませた「遺伝子組み換え米」。食べ続けることで体が少しずつアレルギーに慣れていくという「世界初」の試みだ。後押しする農林水産省は2020年までの商品化を目指すが、課題も少なくない。 「コメは日本人が長く習慣として食べてきた。商品化できれば、病院に行ったり、薬を服用したりする必要がなくなるかもしれない」。農水省農林水産技術会議事務局の松本隆・研究調整官は期待を込める。 今の花粉症治療は、かゆみや鼻水などの症状を引き起こす「ヒスタミン」の働きを止める薬を服用する対症療法が主流だ。花粉のエキスを舌下に垂らす方法や注射といった根治療法もあるものの、効果が出るまでに2〜3年はかかるとされている。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただく
花粉症のシーズンが続いている。今年は花粉の飛散量が2012年より多く、ピークを越えつつあるがまだ悩まされる日が続きそうだ。 春のスギ、ヒノキの花粉飛散量は、10年前と比べて倍増したともいわれる。いまや「国民病」になりつつある花粉症で、抜本的な解決を図るうえでひとつの素朴な疑問が浮かぶ。「なぜ花粉を飛ばすスギをすべて伐採しないのか」。 伐採やその後の植林にもコストがかかる 林野庁の統計によると、2007年3月31日時点で国内の森林面積のうち人工林が41%を占め、そのうち18%、面積にして450万ヘクタールがスギだ。ヒノキも10%にあたる260万ヘクタールにのぼる。これが現時点で最新のデータのため、その後の面積の増減は分からない。 林野庁研究・保全課に「国内のスギ林を一気に伐採できないのか」と聞いてみた。担当者によると、スギ林には土砂崩れのような災害対策に加えて、他の樹木より二酸化炭素の吸収量
松田公太オフィシャルブログ Powered by Ameba 松田公太オフィシャルブログ Powered by Ameba 2週間ほど前から症状が出て、今年から初めて薬を飲み始めましたが、一向に良くならない花粉症。 2年前、初めて「花粉症になった」と感じた時もブログを書きましたが(国の政策ミスによる花粉症→ http://ameblo.jp/koutamatsuda/entry-10855372584.html )今年は最悪です。 鼻はかみすぎてヒリヒリ痛い上に、詰まって息が吸えない状態。 寝ていると鼻水が耳の方に下っていき、耳まで聞こえ難くなってきました。日中も薬で頭がシャキッとしません。 苦しんでいる子供や老人も例年より多いと聞きます。やはり中国から飛来するPM2.5と黄砂の影響なのでしょうか。 日本政府は花粉とPM2.5の融合による症状悪化説の真偽をしっかり調べなくてはいけません。そ
千葉県北西部と東京都東部をつなぐ北総鉄道北総線(印旛日本医大―京成高砂)の運賃が高すぎるとして、沿線住民ら5人が国に上限運賃の認可取り消しなどを求めた行政訴訟の判決で、東京地裁(定塚誠裁判長)は26日、運賃設定に問題は認められないとして、請求を棄却した。 住民らは、北総鉄道の親会社である京成電鉄が北総線の一部区間を使用している条件の認可取り消しも求めていたが、判決は、この訴えについては住民らに訴訟を起こす資格がないとして却下した。 北総線は1979年から順次開通。千葉ニュータウンの開発計画縮小で輸送量が伸びずに赤字が累積し、運賃の値上げを繰り返してきた。1駅間で最も高いのは290円。周辺の私鉄と比べると2倍前後で、通学定期券は4倍以上高く、全国の鉄道でも屈指の高額運賃とされる。
【ニコシア=大内清】キプロス財政危機への欧州連合(EU)ユーロ圏諸国からの支援をめぐる折衝が続く中、銀行預金の引き出しが制限されている同国では、市民が現金確保に躍起となっていた。 キプロスのラルナカ国際空港。同国の空の玄関だが、銀行が臨時休業しているため、非ユーロ圏からの旅行者らは外貨をユーロに両替できず途方に暮れていた。 記者(大内)も、いくつかの売店で特に必要もないものを米ドルで購入し、お釣りをユーロでもらうことでやっと市内への交通費を入手できた。 24日、首都ニコシア中心部の繁華街では多くの店がシャッターを下ろし、レストランでは閑古鳥が鳴いていた。「週末はいつも人でいっぱいなのに今は誰もお金を使いたがらない」。レストラン店員のステファノスさんはため息をついた。 預金課税を条件とした財政支援策を打ち出したEUへの恨み節も漏れる。連日、複数の現金預払機(ATM)を回ってお金を引き出してい
キプロスの首都ニコシア(Nicosia)中心部で同国内銀第2位のキプロス・ポピュラー(ライキ)銀行(Cyprus Popular Bank、Laiki Bank)のATM(現金自動預払機)の前で現金を引き出そうと並ぶ人たち(2013年3月21日撮影)。(c)AFP/HASAN MROUE 【3月23日 AFP】金融危機打開に苦闘する地中海の小国キプロスで、約1週間にわたり銀行閉鎖が続く中、ガソリンスタンドや小売店、レストランなどが現金以外の支払いを受け付けなくなっており、住民たちは手元の現金がもうすぐ底を尽くと懸念している。 金融危機からの脱出の道が見えない中、一部大型店を除き、同国の小売業者らは即時決済カード、クレジットカードや小切手での支払いを拒否している。 首都ニコシア(Nicosia)中心部にあるレストラン経営者は「仕入先から現金だけにしてくれとプレッシャーをかけられている。だから
「カタストローフェ(ドイツ語で「大災厄=ひどい事態」)だよ」。長年ミュンヘンに住むあるイタリア人は、2月24~25日に彼の祖国で行われた総選挙で、ポピュリストが躍進し、どの政党も直ちに政権を樹立することができなかったことを、こう評した。「イタリアに住んでいなくて、よかったと思う」。 地理的に近いこともあり、ドイツ南部のミュンヘンには多くのイタリア人が住んでいる。祖国を離れている人間は、自分の国について比較的クールな感情を持っていることが多い中で、南欧の人間は祖国を愛する気持ちが欧州北部の人間よりも強い。そのイタリア人が、自国の政治についてここまで突き放した言い方をするのは、珍しい。今回の選挙結果が、イタリア人に与えた衝撃は、それほど大きかったのだ。 グリッロ旋風の衝撃 選挙の焦点は、欧州連合(EU)などが要求する経済改革・緊縮策を支持する勢力が政権を握るかどうかだった。 民主党(PD)のピ
江戸末期、「桜田門外の変」の惨劇から逃れた彦根藩士が、現在の川崎市に残した碑文を、地元の郷土史研究団体が解読した。小説「桜田門外ノ変」の著者吉村昭氏が「ひどい崩し字で判読できず」と嘆くほど難読字が多く、謎だった内容。巧みな修辞から浮かび上がったのは、俗世の未練を断ち切れない隠士の苦悶(くもん)だった。 (栗原淳) 碑は小田急線向ケ丘遊園駅近くの広福寺(同市多摩区)にあり、高さ約百十センチ、幅約五十センチ。裏面に「彦城隠士 畑権助」と刻まれている。 市教育委員会は一九七六年に調べたが、表面は判読を断念。寺への聞き取りで、大老井伊直弼(なおすけ)の家臣「畑権助(はたごんすけ)」が変の現場から逃げ、寺男となって寺子屋を開き、文久三(一八六三)年に七十五歳で没した、との伝承を記録した。 その後も郷土史家らが成果を上げられなかった判読に成功したのは、稲田郷土史会(同区)の平林勤さん(67)。印面に古
3月25日、キプロス中央銀行は、全ての銀行を3月28日まで休業とすると発表した。当初は26日に大半の銀行の営業を再開することを決めていた。写真はニコシアで撮影(2013年 ロイター/Yorgos Karahalis) [ニコシア 25日 ロイター] キプロス中央銀行は25日、全ての銀行を3月28日まで休業とすると発表した。当初は26日に大半の銀行の営業を再開することを決めていた。
3月25日、ユーロ圏金融・債券市場は、スペインとイタリアの国債利回りが上昇した。写真はスペイン国旗と赤信号。マドリードで2012年4月撮影(2013年 ロイター/Andrea Comas) [ロンドン 25日 ロイター] 25日のユーロ圏金融・債券市場は、スペインとイタリアの国債利回りが上昇した。キプロスへの支援の在り方が、資金難に直面する他の域内国支援の枠組みとして利用される可能性があるという懸念が強まった。 キプロス支援の合意によって、市場では当初安ど感が広がった。しかし、ユーログループ(ユーロ圏財務相会合)のダイセルブルーム議長(オランダ財務相)が、キプロス支援の下での銀行のリストラ計画について、ユーロ圏銀行危機の解決に向けた新たなモデルになると指摘。銀行部門を整理する必要のあるその他の国もリストラ実施を迫られる可能性があるとの考えを示した。
3月25日、ユーログループ(ユーロ圏財務相会合)のダイセルブルーム議長(オランダ財務相)は、キプロス支援の下での銀行のリストラ計画について、ユーロ圏銀行危機の解決に向けた新たなモデルになるとし、銀行部門を整理する必要のあるその他の国もリストラ実施を迫られる可能性があるとの考えを示した。ブリュッセルで16日撮影(2013年 ロイター/Eric Vidal) [ブリュッセル 25日 ロイター] ユーログループ(ユーロ圏財務相会合)のダイセルブルーム議長(オランダ財務相)は25日、キプロス支援の下での銀行のリストラ計画について、ユーロ圏銀行危機の解決に向けた新たなモデルになるとし、銀行部門を整理する必要のあるその他の国もリストラ実施を迫られる可能性があるとの考えを示した。 同議長は未明に合意された支援策について、「リスクを低下させる」と評価。銀行が自力で資本を増強できない場合、株主や債券保有者に
3月25日、ユーロ圏財務相会合とIMF、キプロス政府が、国内大手行の閉鎖・再編で合意し、東京市場は日経平均の大幅高で反応しているが、キプロス問題は2つの「懸念の種」をまいたと指摘したい。写真は24日、ニコシアで撮影(2013年 ロイター/Yannis Behrakis) [東京 25日 ロイター] ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)と国際通貨基金(IMF)、キプロス政府が、キプロス支援策の一環として、国内大手行の閉鎖・再編で合意し、25日の東京市場は日経平均<.N225>の大幅高で反応しているが、キプロス問題は2つの「懸念の種」をまいたと指摘したい。 1つは銀行預金流出による金融システム不安の浮上というリスクであり、もう1つは銀行預金への課税という"打ち出の小槌"を世界の当局が行使する可能性があることを、多くの市場関係者に公開したことだ。次に突発的なイベントが発生した場合、今回まかれた種
3月25日、キプロスのアナスタシアディス大統領は、EUと交わした支援の合意が国益に適うもので、不安を払しょくすると強調する一方、銀行の取り付け騒ぎを抑えるために「極めて一時的な」資本規制を導入すると発表した。代表撮影(2013年 ロイター) [ニコシア 25日 ロイター] キプロスのアナスタシアディス大統領は、欧州連合(EU)と交わした支援の合意が国益に適うもので、不安を払しょくすると強調する一方、銀行の取り付け騒ぎを抑えるために「極めて一時的な」資本規制を導入すると発表した。 大統領は100億ユーロ(130億ドル)の支援策の合意は「痛みを伴う」ものの、経済の破綻を回避するために不可欠だと述べた。大統領は25日夕方にテレビ放映された演説で「合意は厳しいものだったが、この状況下で成しうる最善の策だった」と訴えた。「これまで数カ月間の不透明感と不安感を取り除き、今後を楽観視できる」と述べた。
(2013年3月25日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) キプロスの首都ニコシアの議会前で預金課税を伴う救済策に抗議するロシア人女性〔AFPBB News〕 キプロスに拠点を構えるロシア人ビジネスマン、フョードル・ミーヒン氏の元に国際電話がどんどんかかってくるようになったのは3月20日水曜日、欧州連合(EU)が最初にキプロスの銀行の預金者に対する課税を提案したわずか5日後のことだった。 まずはアンドラのバンカー2人が、ピレネー山脈の真ん中にある同国に銀行口座を開設しないかと誘いの電話をかけてきた。 次にかけてきたのは、ミーヒン氏の取引先のスイスの銀行だ。同行は、1週間余り休業していたキプロスの銀行が営業を再開する予定の26日に、ロシア人顧客を引き抜くためにキプロスの大都市リマソールに担当チームを送り込むと伝えてきた。 キプロス危機に乗じて富裕層の顧客を奪え 先週は大勢の裕福なロシア人たちと
自民党は政府の環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加表明を受け、農家への新たな交付金制度を2014年度から導入する検討に入った。民主党政権で始めた戸別所得補償制度を見直し、農地を適切に維持する5年以上の計画を作成した農家に対し、農地面積に応じて交付金を支給する方向。根拠法となる関連法案を早ければ今秋に予定される臨時国会に提出し、14年度から年間5000億円規模の予算で始める。民主党が10年度か
(CNN) 米マイクロソフト会長のビル・ゲイツ氏が、ソフトウエアでもハイテク機器でもなく、優れたコンドームの開発を呼びかけている。ゲイツ夫妻の慈善財団「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」は26日までに、「次世代コンドーム」を開発した人物に10万ドル(約940万円)の創業資金を援助すると発表した。 対象となるのは「快感を保持あるいは高めて日常的な利用の促進につながる」コンドーム。創業資金に加えて100万ドルを出資する可能性もある。 同財団の狙いはエイズウイルス(HIV)感染を食い止めることにある。コンドームは感染防止の効果的な手段として使用が奨励されている。しかし快楽が損なわれるという理由で使いたがらないカップルが多く、結果として「受け入れがたい代償」に結びついていると財団は指摘する。 国連合同エイズ計画(UNAIDS)の2012年の統計によると、世界のHIV感染者は3400万人。うち約半
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