47NEWSの医療・健康サイトは、共同通信社と52新聞社が役に立つ医療、介護、健康情報をお届けします。最新ニュース、医師ら医療専門家のコラムやQ&A、共同通信の連載「医療新世紀」などの関連記事も充実。 母から子への感染を徹底して予防すれば制圧可能と考えられていたB型肝炎をめぐる常識が変わってきた。大人が感染した場合も慢性肝炎になる恐れが明らかになったほか、「治った」と思われていた人たちが別の病気の治療をきっかけに、死亡率が高い劇症肝炎になる例があることも判明した。専門家は「ワクチンの接種方式をはじめ、B型肝炎対策を見直す必要がある。検討を急ぐべきだ」と指摘している。 ▽増える欧米型 B型肝炎の原因はB型肝炎ウイルス(HBV)だ。主な感染経路は血液への接触、出産時の母子感染、性交渉。 この中で将来肝がんへと進む可能性がある慢性肝炎を減らすには、母子感染予防が最も有効とされてきた。「免疫が不完
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