終わりが近づくオバマ政権の8年。振り返ると、シリコンバレーとIT企業とワシントンの結びつきが強まった8年でもあった。 「リボルビング・ドア(回転扉)」と言われる、企業と政府との間での人材の行き来や、政策決定に影響を与える企業の「ロビーイング」活動費の増加など、オバマ政権下で進んだ変化が、具体的な数字になって明らかになりつつある。 「グーグルは巨大企業に成長し、世界で大きな影響力を持つようになっているのに、どのような活動をしているのかが不透明だ。そこを明らかにする必要があると思った」 そう語るのは、今年4月に始まった「グーグル・トランスペアレンシー・プロジェクト(GTP)」を率いるアン・ワイスマン氏だ。 情報公開法などを使って得た情報から、グーグルとホワイトハウスとの「密接な」関係を数字で裏付け、グーグルがいかにして政策に影響を及ぼしているかをネット上で明らかにしてきた。 これまでも、企業や
米オレゴン州グレシャムにあるクリスチャンの夫婦が経営するケーキ店は、彼らの宗教観を理由にレズビアンの結婚式用のケーキを焼くことを拒否したことで反感を買い、2013年に閉店を余儀なくされた。今月2日には、このケーキ店のオーナー夫婦は差別行為で有罪判決を受け、レズビアンのカップルに最高で罰金15万ドル(約1760万円)を支払う可能性が出ている。 訴えられたのは、同州にあるケーキ店「スイートケークス・バイ・メリッサ」で、同州労働産業局は、ケーキ店のオーナー、アーロン・クラインさんとメリッサ・クラインさんが、レズビアンのカップルに罰金を支払うことになると発表した。チャーリー・バー労働産業局長はUSAトゥデイ紙に対し、最高で15万ドルとなる罰金を支払うかどうかは、3月10日の公判で決定すると明かした。 2013年1月、ローレル・ボウマンさんは、自身と婚約者とのじき行われる結婚式のためのケーキを作るこ
元TBSワシントン支局長を性犯罪被害で告発した女性が顔を隠さずに会見 2017年5月29日19時45分 スポーツ報知 山口敬之氏に性犯罪被害に遭ったと訴える詩織さん(中央) 詩織さん 安倍晋三首相を密着リポートした著書などで知られる元TBSワシントン支局長のジャーナリスト・山口敬之氏(51)から性犯罪を受けたとして告発した女性が29日、司法記者クラブで記者会見を行った。 女性は海外でジャーナリスト活動をしている詩織さん(28)=姓は非公表=。山口氏が、不起訴処分になったことを受け、29日付で東京検察審査会に不服申し立てをしたことを明らかにした。 詩織さんは、2015年4月4日に山口氏に都内のホテルに連れ込まれ、性犯罪被害に遭ったと主張している。顔を隠さずに会見し「性犯罪の被害者を取り巻いている法的・社会的状況が、被害者にとって、どれほど不利に働くものなのかを痛感しました。今回、こうしてお
学び Nobuo Ikeda - 一般論だけど、テレビ局に就職しようとして「枕営業」をかけたが、失敗したので「美人局」で脅すということはありうるよね。あくまでも一般論だけど。
1. はじめに 2. 本件訴訟に至った経緯 (1) 受任までの経緯等 (2)受任後の経緯等 3.X氏による私的制裁行為 (1) 反省文差止めの経緯 (2) X氏による本件記事の拡散工作 4. 和解決裂、判決へ 5. 所感および今後について 1. はじめに 著述家の菅野完氏が被告となった損害賠償請求訴訟(以下「本件訴訟」という。)の判決(以下「本件判決」という。)が、本日8月8日、東京地裁で言い渡された。 本件訴訟を一言で言うと、平成24年7月9日、菅野氏がX氏の自宅で、性的意図を持ってX氏に抱きつく等の行為をし、この行為が不法行為にあたるとしてX氏が220万円の損害賠償を求めたものだ。 本件判決は、請求額のちょうど半額にあたる110万円の損害賠償を認めた。 この訴訟において菅野氏の代理人は私が務めた。本件の事実関係や交渉・訴訟の経過について、一般向けに報告するよう本人から依頼を受けたので、
「テクノロジー業界に女性が少ないのは、偏見や差別によるものではなく、男女の生物学的な違いが原因」と社内文書で主張したGoogleの男性社員James Damore氏が、解雇されるということがアメリカで起こったようです。 CNET Japanの報道によると、解雇の理由としては「ジェンダーバイアスを捨てきれずにいる」という理由のようで、CEOのSundar Pichai氏は、公式ブログに従業員宛てのメッセージを公開して、今回の文書が「行動規範の違反」に相当するとし、「我々の職場において、ジェンダーに関する有害なステレオタイプを助長させてしまい、一線を越えた」と非難しました。 ジェンダーバイアスは血液型占いと同じレベル 一部では「解雇はやり過ぎだ」という声も出ているようですが、もちろんGoogleの判断は私も正しいと思います。詳細は後述しますが、ジェンダーに対する偏見がいかに「危険な思想」である
テクノロジ業界を権力や名声を重視する傾向に導いた男性志向の雰囲気が、すっかり定着してしまったようだ。 Appleの最高経営責任者(CEO)であるTim Cook氏は、それに終止符を打つべきだと考えている。 母校の新聞であるThe Auburn Plainsmanとのインタビューで、Cook氏はテクノロジの未来について率直に語った。 同氏は、科学やテクノロジ、工学、数学(STEM分野としても知られる)を勉強する男性の数が女性よりはるかに多いことに言及した。Cook氏は、「これが変わらなければ、米国はテクノロジ分野における優位性を失ってしまうだろう」と語った。 同氏の論理は明快だ。「女性は全労働人口の非常に重要な一部である。STEM関連分野で女性の割合が少ない状態が今後も続けば、米国で十分な技術革新を生み出すことができなくなるだろう。それは純然たる事実だ」(同氏) テクノロジ業界が女性に男性と
米アルファベット傘下のグーグルが29日に発表した人材のダイバーシティ(多様性)に関する年次報告によると、前年までに比べ、ほとんどダイバーシティが進んでいないことが明らかになった。7月からダイバーシティ担当副社長に就任するダニエル・ブラウン氏にとって、大きな課題となりそうだ。
研修を英訳するとトレーニングであり、もう一遍和訳すると訓練になる。 新人研修とは何か? 「この仕事できますか?」「はい、できます」で就『職』する社会では、それは一応の教育訓練を受けている仕事について、より実務レベルで突っ込んだ訓練を施すことだ。 日本でも、ジョブ型の医療職では、新人医師や新人看護師の研修というのはまあそういうものだろう。 しかし、「我が社のどんな仕事でもやる気がありますか?」「はい、やる気があります」で入『社』する社会では、そういうわけにはいかない。 ではどういう風になるか。 「そもそも君たちがやる仕事は・・・」というやり方もあり得るし、結構多い。 でも、そうである必然性はない。 とりわけ、具体的な仕事についてはそれぞれの職場で上司や先輩からOJTで失敗しながら経験を積んで学んでいくという前提に立つと、それ以前の段階の新人研修では、これからそれぞれ配置された職場で覚えていく
特定の性別や人種に偏る従業員の構成を改め、多様性に富んだ職場の形成に取り組むとしているGoogleだが、社内ネットワークに「テック業界に女性が少ないのは、偏見や差別によるものではなく、男女の生物学的な違いが原因」と主張する文書が投稿されて騒ぎになった。そして、Bloombergの報道によると、この文書を書いたとされる人物、James Damore氏は解雇されたという。 Bloombergは、Damore氏が解雇の件をメールで認めた、と報じている。解雇の理由について、同氏は「ジェンダーに対するステレオタイプを捨てられないでいること」としたそうだ。 この問題を受ける形で、Google最高経営責任者(CEO)のSundar Pichai氏は、同社公式ブログに従業員宛てのメッセージを投稿。そのなかで同氏は、同社の多様性確保に向けた取り組みを批判する今回の文書が「行動規範の違反」に相当するとし、「我
2016年12月1日 田中 宇 この記事は「マスコミを無力化するトランプ」の続きです。 米国で、大統領選挙が終わると同時に「偽ニュース」(フェイクニュース、fake news)をめぐる騒動が始まっている。ことの発端は、大統領選挙でクリントン支持の政治団体やマスコミが、フェイスブックなど大手ソシャルメディアが偽ニュースへのリンクを規制しなかったので、クリントンが不正に負けてしまったと(負けおしみ的に)批判したことだ。 (Faceless monitors judge fake news on social media) (Using fake news against opposing views) クリントン支持者によると、選挙戦の末期にかけて、クリントンが病気であるかどうかなど、事実無根なことを書いた報道文や報道解説文の体裁をとった偽ニュースのページがウェブ上に出現し、それがフェイスブッ
Many headlines labeled the document “anti-diversity,” misleading readers about its actual contents. This week, headlines across a diverse array of media outlets proclaimed that at least one Google employee was so antagonistic to women that he circulated a 10-page “anti-diversity screed.” That is how Gizmodo characterized the now infamous internal memo when publishing it Saturday. Similar language
「Googleは男女の先天的な分布の違いをダイバーシティに反映させるべき」とのメモを作成したエンジニアJames Damoreは解雇されてしまいましたが、原文が公開されたことで、マスメディアの"anti-diversity"や「根拠を欠いた一方的な内容」などの報道がフェイクニュースであることが明らかになりました。*1 https://firedfortruth.com/ I value diversity and inclusion, am not denying that sexism exists, and don’t endorse using stereotypes. When addressing the gap in representation in the population, we need to look at population level differences
Googleのエンジニアの会社批判が話題になっています。 グーグルのダイバーシティー、男女の違い無視と男性従業員-幹部反論 https://t.co/CKvlWD9q0P pic.twitter.com/yWLhdvY8lc — ブルームバーグニュース日本語版 (@BloombergJapan) 2017年8月7日 エンジニアとしてグーグルに勤めるこの男性従業員はメモの中で、テクノロジー業界で女性が少ないのはバイアス以外が原因になっている可能性があり、グーグルの左寄りの職場文化はこうした問題の率直な議論を妨げていると記した。この文書は急速に広まり、ギズモードが5日、サイトに掲載した。 このエンジニアはメモで、男性のステータスに対する意欲はより強く、これが「長くストレスの多い時間」を余儀なくされるテクノロジーやリーダー職へと男性を押し上げる一方、「女性は平均的によりワークライフバランスを求め
3年前、金沢市で行われた自衛隊のパレードに反対する集会を開こうとした市民グループなどが、金沢市から市役所前の広場の使用を認められなかったのは憲法に違反すると訴えた裁判で、最高裁判所は上告を退ける決定を出し、原告側の敗訴が確定しました。 これに反対していた市民グループなどは、パレードの5日前に市役所前の広場で集会を開こうとしましたが、金沢市が許可しなかったため「集会の自由を保障した憲法に違反する」として賠償を求める裁判を起こしました。 1審の金沢地方裁判所と2審の名古屋高等裁判所金沢支部は、「広場は市役所の一部で、公の表現活動の場として提供されてきたとは評価できない。集会が開かれれば市の中立性が疑われ、業務に支障が出るおそれがある」などとして、原告の訴えを退ける判決を言い渡しました。 これに対して、市民グループなどが上告していましたが、最高裁判所第1小法廷の木澤克之裁判長は、7日までに上告を
サービス終了のお知らせ SankeiBizは、2022年12月26日をもちましてサービスを終了させていただきました。長らくのご愛読、誠にありがとうございました。 産経デジタルがお送りする経済ニュースは「iza! 経済ニュース」でお楽しみください。 このページは5秒後に「iza!経済ニュース」(https://www.iza.ne.jp/economy/)に転送されます。 ページが切り替わらない場合は以下のボタンから「iza! 経済ニュース」へ移動をお願いします。 iza! 経済ニュースへ
Colorz国際税理士法人代表社員。税理士。 早稲田大学卒業後、会計事務所を経て旧中央青山PwCコンサルティング(現みらいコンサルティング)に入社。中堅中小企業から上場企業まで幅広い企業に対する財務アドバイザリー・企業再生業務・M&A業務に従事。再生業務において、過去節税のために生命保険に加入した経営者が、業績悪化とともに借入等が返済できなくなり、保険金欲しさに自殺するのを間近にみて、自分の無力さに悩む。税理士の適切でないアドバイスにより会社の財務が毀損し、苦しんでいる経営者が多数いる現実を変えるには、税理士業界の意識を変える必要があることを痛感。2011年に独立し、再生案件にならないような堅実な財務コンサルティングを中心に、代表として年間数十社に及ぶプロジェクトを統括している。著書に、『財務諸表は三角でわかる 数字の読めない社長の定番質問に答えた財務の基本と実践』(ダイヤモンド社)がある
すべてのものに言葉や名称が存在することは、聖書において極めて深遠なテーマとして扱われている。一方、通商の世界に必須の「HSコード」もまた、輸出入され得る品目すべてに番号を付与している深遠な存在であると言える。(画像:PIXTA) 「はじめに言(ことば)があった。言は神と共にあった。言は神であった。」 新約聖書ヨハネ福音書は、このような書き出しから始まる。 「言(ことば)」と訳されている単語は、古代ギリシャ哲学で森羅万象を司る「ロゴス」という存在からヨハネが用いたものだ。ヨハネ福音書のこの一行が、旧約聖書「創世記」にある「神は『光あれ』と言われた。すると光があった。」の一節が表わす順序の説明となっているとされる。 物理的世界すべてのものに言葉や名称が存在することは、聖書において宇宙のはじまりの由来ともなる極めて深遠なテーマとして扱われているのだ。 通商の世界には、これに準ずる壮大なロマンがあ
サービス終了のお知らせ SankeiBizは、2022年12月26日をもちましてサービスを終了させていただきました。長らくのご愛読、誠にありがとうございました。 産経デジタルがお送りする経済ニュースは「iza! 経済ニュース」でお楽しみください。 このページは5秒後に「iza!経済ニュース」(https://www.iza.ne.jp/economy/)に転送されます。 ページが切り替わらない場合は以下のボタンから「iza! 経済ニュース」へ移動をお願いします。 iza! 経済ニュースへ
夏休みの小中学生が日銀の仕事を学ぶ催しが10日に行われ、黒田総裁みずから子どもたちに日銀の役割を説明しました。 子どもたちは、日銀の職員からこづかい帳のつけ方についての講義を受けたあと、お札を素早く正確に数える方法や、お札には凹凸や透かしの高度な技術が使われ偽造を防いでいることを学びました。 そのあと、参加者には事前に知らされていなかった黒田総裁が登場し、子どもたちに「大切なお金を自由に、安全に、安心して使えるようにするのが日銀の仕事です。皆さんもおこづかい帳をつけて、お金を大切に賢く使ってください」と伝えました。 催しに参加した中学2年生の男の子は「お札を早く数えるのが意外に難しかったので、早く数えられる人はすごいと思いました」と話していました。 また、金融政策に関心があるという中学1年生の男の子は「黒田総裁にマイナス金利のことを質問したら『時間がかかるからまた今度』と言われてしまったが
山形県米沢市の郷土食とも言える「米沢らーめん」。市内には100軒以上の店舗があるが、気になるのは塩分。適切な摂取量で食事を楽しむ「適塩行動」に、市民有志が取り組んでいる。 米沢市御廟(ごびょう)1丁目のあたご食堂には、テーブルの上に名刺大のカードが置かれている。「うめぇげんどもスープのごすじゃぁ」の文字。「おいしいけれどスープを残します」の意味だ。 店主の川村豪さん(44)は「スープを残せば減塩できるので遠慮なく残して下さいと発信することで、食べる回数を増やしてもらえるのではないか」と話す。 考案したのは、市民のグループ「米沢らーめんから始める元気なまちづくりの会」の牧野元さん(63)ら。牧野さんは市内にある製麺会社の社長で、ラーメンを多く食べてもらうとうれしい立場だが、2010年に脳出血で倒れ、減塩を心掛けるように。「店主が精魂込めてつくったスープを飲み干せなくなった。それがストレスにな
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く