ノーベル賞の日本の抗寄生虫薬「イベルメクチン」が新型コロナウイルス致死率を最大80%まで減少させるとの主張が提起された。 【関連写真】この記事の写真をもっと見る 4日(以下、現地時間)英国「デイリーメール」によると英国リバプール大学のウイルス専門学者アンドリュー・ヒル博士が全体臨床試験資料を総合分析した結果、イベルメクチンが投与された患者573人の中では8人、プラセボ(偽薬)が投与された患者510人の中では44人が死亡したことがわかった。 イベルメクチンは1970年代に開発された駆虫剤として、頭ジラミなどの寄生虫感染治療に広く使用されている。 イベルメクチンを新型コロナウイルス治療薬として研究している科学者らは、この薬が新型コロナウイルスのライフサイクルを妨害するものと見ている。 同件についてヒル博士は「イベルメクチンは患者の身体で新型コロナウイルスが除去されるのにかかる時間を大きく短縮さ
アストラゼネカとオックスフォード大学共同開発のワクチン接種を受けた高齢者(1月4日、英オックスフォード) Steve Parsons/REUTERS <温度管理も容易で価格も安く、ワクチン普及の期待がかかるアストラゼネカ製ワクチンにアメリカが抱く疑問とは> イングランド全土で3度目のロックダウンが宣言されたのと同じ1月4日、イギリスでは英製薬大手アストラゼネカがオックスフォード大学と共同開発した新型コロナウイルスワクチンの接種が始まった。イギリス政府はこれを、パンデミックとの戦いにおける「重要な転換点」になると大きな期待を寄せている。だがアメリカでこのワクチンが使えるようになるのは、4月になるかもしれないという。なぜこんなに差が出るのか。 アメリカは早くて4月? イギリスの国民保健サービス(NHS)は、アストラゼネカ製ワクチンを一般向けに供給する世界初の保健機関だ。82歳の透析患者ブライア
2021.01.06 戦争犯罪を含む米国政府による権力犯罪を内部告発することは重罪だと英裁判所 カテゴリ:カテゴリ未分類 ウィキリークスの象徴的な存在であるジュリアン・アッサンジをアメリカへ引き渡す法的な手続きがイギリスで進められていたが、1月4日、担当判事のバネッサ・バラツァーは引き渡しを認めない判決を言い渡した。戦争犯罪を含む権力犯罪を明らかにすることは重罪だというアメリカ側の主張を認めた上で、アッサンジの健康状態が悪いことや自殺の可能性から引き渡し要求を認めなかったもので、これはジャーナリズムに対する挑戦だと少なからぬ人が考えている。 アメリカの当局はアッサンジを2011年初め、秘密裏に起訴したと言われている。民間情報会社ストラトフォーの内部でやりとりされた電子メールの中でそうしたことが書かれているのだが、その後、ケレン・ドワイアー検事補が裁判官へ書いた文書でも起訴は確認
Tyler Comrie photo illustration for The Washington Post; Getty Images, iStock Army Sgt. 1st Class Steve Frye was stuck on base last summer in Afghanistan, bored and fiddling around on a military network, when he came across live video footage of a battle in the Korengal Valley, where he had first seen combat 13 years earlier. It was infamous terrain, where at least 40 U.S. troops had died over the
アリババ創業者のジャック・マー氏。2020年10月に中国金融規制当局を批判したことで「地雷を踏んだ」と見る専門家も多い。 REUTERS/Charles Platiau 中国アリババグループ創業者のジャック・マー(馬雲)氏が「2カ月以上、公の場に姿を見せていない」と欧州のメディアが続々と報じている。 アリババ傘下の金融会社で、マー氏が事実上経営権を握るアント・グループの新規株式公開(IPO)を翌月に控えた2020年10月24日、上海で開催された会議で、マー氏は国際金融規制システムについて、 「バーゼル合意は老人クラブ(old people's club)のようなもの。未来を規制するために昨日の方法を使うことはできない」 と指摘し、健全なイノベーションを阻害すると批判。マー氏の発言を受け、中国の習近平・国家主席は、アント・グループのIPOがもたらすリスクを調査するよう、当局に個人的に指示した
<歴史家キース・ロウが解き明かす、太平洋戦争が米国旗に与えた決定的な意味> 戦争の記念碑が立てられるのは、勝利を祝福し、敗北を嘆くためだ。建物の壁に多くの戦死者の名前が刻み込まれるのは、後世が彼らの犠牲の上に成り立っていることを知らしめるためだ。 しかし時代や社会の価値観が変わって、英雄とたたえられてきた人がもはや英雄ではないと見なされるようになったら、その記念碑や銅像はどうすればいいのか。 イギリス人歴史家のキース・ロウは新著『歴史の囚人──記念碑は歴史と私たちについて何を物語っているか』(セント・マーティンズ・プレス刊)で、こうした問いに答えようとしている。 以下の抜粋部分で、ロウはアメリカの海兵隊戦争記念碑(硫黄島記念碑)を例に、ヨーロッパとアメリカの記念碑に対する考え方の違い、さらには世界とアメリカにおける米国旗の受け止め方の違いを説明している。 私はよく、第2次大戦とアメリカの英
韓国国籍のタンカー「韓国ケミ」号が4日、イラン革命防衛隊に抑留された。イランは環境汚染を名分に掲げているが、これまで冷え込んでいた韓国とイランの関係も注目されている。 カタール国営メディア「アルジャジーラ」は韓国のイランに対する口座凍結をタンカー拿捕の背景の一つとして言及した。韓国タンカーの抑留便りを伝えたアルジャジーラは「イラン外務省のSaeed Khatbizadeh報道官が4日、『韓国高位外交部の役人が原油輸出代金凍結問題を話し合うために今週テヘランを訪問する予定』と話した」と報じた。Khatbizadeh報道官は「今回の訪問が膠着状態に陥った交渉の最後になるよう願う」と付け加えた。 米国は2018年5月、イランとの核合意(JCPOA・包括的共同行動計画)から離脱した後、イランに対する制裁を復活させた。米国の同盟国である韓国は2次的制裁などの懸念により制裁を履行している。これに伴い、
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