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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/goo1818sigeru (47)

  • 原子科学者会報(BAS)も駄目になってしまった - 私の闇の奥

    このBulletin of the Atomic Scientists という出版物(科学雑誌)を知らない方々が多いでしょう。ウィキペディアの原子力科学者会報の項 https://ja.wikipedia.org/wiki/原子力科学者会報 を読んで下さい。原子科学者会報の方が直訳ですし、また、原子科学者会という会合組織がはっきりあったのでもなく、原子爆弾や原子力発電に関係した科学者の有志者がBulletin of the Atomic Scientists という雑誌を立ち上げて、それを中心にして原子力をめぐる問題について意見を交わし、世界の平和に貢献しようとした一つの平和運動として出発したと理解するのが一番穏当な考え方だと思います。 英語版のWikipedia の記事はもっと詳しく長文ですが、冒頭に次の注意書きがあります: This article may rely excessive

    原子科学者会報(BAS)も駄目になってしまった - 私の闇の奥
    paravola
    paravola 2022/03/09
    (「ラボリーク」勢も本気度が問われる)Bulletinはジャーナリストのニコラス・ウェイド氏の「COVID-19の起源はいかにして東と西によって隠蔽されたか」を特集記事として、反中感情をあおり...
  • プーチンの一分 - 私の闇の奥

    一分(いちぶん)は古い言葉で、ちょっと洒落てみましたが、これを言い分と言い換えると私の言いたいことのポイントが少しばかりずれてしまいます。 プーチン大統領のウクライナ侵攻で世界は大騒ぎですが、私は事態の進展を眺めながら、しきりにレニングラードの戦いとスターリングラードの戦いに思いを馳せています。レニングラード(今はサンクトペテルブルク)の戦いは1941年9月8日から1944年1月27日まで、スターリングラード(今はヴォルゴグラード)の戦いは1942年6月28日から1943年2月2日まで続き、最終的にはロシア軍がヒットラーのナチスドイツ軍を破りました。世界の戦争歴史上、最も凄惨を極めた二つの市街戦であったと言えます。そして、これがナチスドイツの“終わりの始まり”であったのです。私はウクライナ戦争にイギリス-アメリカ帝国の“終わりの始まり”を見ます。 第二次世界大戦での各国の死者(戦闘員と民

    プーチンの一分 - 私の闇の奥
    paravola
    paravola 2022/03/03
    第二次世界大戦での各国の死者は、ごく大まかに見積もると、ソビエト連邦は3000万人、日本は300万人、米国は30万人、一桁ずつ違います。ソビエト連邦はナチスドイツ軍を破るのに大変な犠牲を払いました
  • エチオピアとエリトリアが危ない - 私の闇の奥

    今エチオピアが大変なことになっています。丁度、10年前の10月20日にリビヤの指導者カダフィが惨殺され、当時アフリカで最も成功していた国家であったリビアは無残に崩壊し、いわゆる失敗国家(failed state)の見のような状態になって今日に及んでいます。このところ連日エチオピアの反政府軍勢力が首都アディスアベバに向かって軍を進めているというニュースが報じられ、アビイ・アハメド首相の率いる政府は全土に非常事態宣言を発令しました。リビアの二の舞にならないよう祈っています。 このブログ記事は11月8日午後に書き始めていますが、そのきっかけは今日の朝日新聞の朝刊の第一面のトップ記事『シリア内戦 拷問克明』という異常なトピックの選択です。この特集記事は1面に続いて2面=『証言次々』4面=『監視と密告の社会』と展開され、この時点で日を代表する大新聞がこの特集を組むことが、私には全く異様なことに思

    エチオピアとエリトリアが危ない - 私の闇の奥
    paravola
    paravola 2021/11/12
    今はUSAIDを率いるサマンサ・パワーは国連世界食糧計画(UNWFP) を叱咤して大量の食料や支援物資を送り込んでいます。これは私の推測ですが、このルートを使って、米国はTPLFの軍事勢力を再増強しているのだろうと考えます
  • カナダよ、お前もか - 私の闇の奥

    2021年6月16日付けの記事の後半で取り上げた事件について、著作『ショック・ドクトリン』でよく知られるカナダの女性評論家ナオミ・クラインが詳しく報道していますので紹介します。この番組は、米国のインターネットメディアである「インターセプト(The Intercept)」に出ました。下のサイトに1時間5分にわたる録音とその完全な英語トランスクリプトがあります。それを読みながら、この驚くべき録音報道をお聞きください。但し、冒頭に次のような警告があります: Warning: This episode contains highly distressing details about the killing, rape, and torture of children. (警告:この番組は児童たちの殺害、強姦、拷問についての極めて悲惨な詳細を含んでいる) https://zcomm.org/zne

    カナダよ、お前もか - 私の闇の奥
    paravola
    paravola 2021/08/15
    (これで確信した。インターセプトもグリンワルドが抜けて転んだらしいし)ナオミ・クラインが詳しく報道しています/米国のインターネットメディアである「インターセプト(The Intercept)」に出ました
  • レニ・リーフェンシュタールの『アフリカ』 - 私の闇の奥

    このはレニ・リーフェンシュタール(1902-2003)が百歳になったお祝いの記念に、2002年、ドイツの美術出版社TASCHENから出版され、今、アマゾンで28万6千円の値段がついています。2005年、タッシェン社の25年創業記念事業の一つとして、このの廉価版が出版され、独、英、仏、日の4カ国語版を、丸善で9300円で入手して、悦に入っているところです。60歳をこえた彼女がスティルカメラでとらえたアフリカ、その見事な写真の一枚一枚は「芸術とは何か」、「アフリカとは何か」、「人間の美とは何か」、・・・ といった、私にはとても手に負えない問いを真っ向から押し付けてきます。それに答えることが出来ないままに、それでも私が一つの幸福な心理状態にあることだけは確かです。これが芸術作品の魔力というものなのでしょう。 私にように齢80をこえた老人で、戦時中にベルリン・オリンピック(1936年)の記録

    レニ・リーフェンシュタールの『アフリカ』 - 私の闇の奥
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    paravola 2021/05/14
    (共産主義?)実在したした原始共産主義社会といえば、北米大陸の先住民イロコワ(Iroquois)が形成していた連邦が有名です/最もよく知られているのはエンゲルスの『家族,私有財産、国家の起源』の中の記述でしょう
  • ヒラリー・クリントンがクルド人女性戦士達主題のTVドラマを制作!! - 私の闇の奥

    このニュースに接した時には、正直、心臓が凍る思いがしました: https://www.rt.com/usa/513671-hillary-clinton-kurds-tv-series/ 記事の英語タイトルは ‘Haven’t the Kurds suffered enough?’ Hillary Clinton to produce TV drama on Kurdish women fighters です。“クルド人達はもう充分苦しんだではないか?” 私の思いも全く同じです。米国は、世界は、クルド人達をどこまで苦しめたら気が済むのでしょうか? このTVドラマはGayle Tzemach Lemmon という人の 「The Daughters of Kobani: A Story of Rebellion, Courage, and Justice (コバニの娘達:反抗と勇気と正義の物語

    ヒラリー・クリントンがクルド人女性戦士達主題のTVドラマを制作!! - 私の闇の奥
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    paravola 2021/03/04
    このニュースに接した時には、正直、心臓が凍る思いがしました/“クルド人達はもう充分苦しんだではないか?”
  • リビアとハイチで何が見えるか(5) - 私の闇の奥

    カダフィが兵士たちにバイアグラを与えて反政府の女性たちの集団レイプを行なわせたというニュースを米国国連大使スーザン・ライスが国連で公式に取り上げたことをガーディアン紙が報じたのは4月29日でした。スーザン・ライスがあまりにも汚らわしく思えて、取り上げる気にもなりませんでしたが、6月8日になって国際刑事裁判所(ICC)の主席検事ルイス・モレノ‐オカンポが同じ罪状に加えてカダフィ自身もレイプを実行した疑いでカダフィを告訴したことを知って、もはや黙過できなくなりました。無法国家アメリカの暴虐もここに極まったと言わなければなりません。 1990年の第1次湾岸戦争へ米国世論を駆り立てた事件として、米国下院の委員会で15歳のクエイト人女性がイラク軍兵士の野蛮行為の証言をしたことがありました。ボランティアの看護婦だった彼女は、サダム・フセインの兵士たちが産院に乱入して、保育器をひっくり返して赤ん坊たちを

    リビアとハイチで何が見えるか(5) - 私の闇の奥
    paravola
    paravola 2021/03/04
    米国連大使スーザン・ライスが国連で取り上げ、ICC主席検事オカンポが、カダフィ自身もレイプを実行した疑いで告訴した/FTには彼女の写真と詳しい話が出ています。また、心理学者Seham Sergewa博士なる人物が出てきて...
  • アメリカ 未完のプロジェクト ?? - 私の闇の奥

    リチャード・ローティ(Richard McKay Rorty、1931年10月4日 - 2007年6月8日)という米国の高名な哲学者がいます。ローティは、1998年、『Achieving Our Country』(Harvard University Press, 1998) というアメリカ論を出版しましたが、このの小澤輝彦氏による全和訳は、原著者ローティの助言に従って『アメリカ 未完のプロジェクト』というタイトルで2000年に出版されました。2010年に出版した拙著『アメリカン・ドリームという悪夢』で、そもそもアメリカという国が革命的に立派な理念に立脚したプロジェクトとして出発したとするローティの考えが間違いであることを、私は指摘し、批判しました。今回の大統領選挙を通して世界の人々の目にさらされた米国の姿は、アメリカという国が、人間の集合体として、立派な形に向かって完成への道を進みつつ

    アメリカ 未完のプロジェクト ?? - 私の闇の奥
    paravola
    paravola 2020/12/01
    市民の生命、自由、財産に対する危険、政府がそれから私たちを守ると主張する危険のどれよりも、米国政府の方が、より大きな脅威となっている。この状態は、どちらの政党が権力の座にあろうともそのままに維持される
  • 新型コロナウイルス:キューバと米国 - 私の闇の奥

    米国の南部、南北に伸びるフロリダ半島の突先から南へ150キロのところに細長く東西に伸びる島国がキューバ共和国です。面積で日の1/3、人口は日の1/10の小さい国、1959年の革命でこの反米の社会主義的国家は生まれました。以来、多少の曲折はあったにしても、キューバと米国は不倶戴天の敵國として対峙を続けています。今日まで、キューバ共和国が米国によって征服破壊されなかった、キューバが米国の容赦ない残忍な暴力をかいくぐって生き延びてきたという歴史的事実、これは、まさに奇跡と呼ぶにふさわしい事実です。 今回の新コロナウイルス蔓延という天与の試練の下で、国家を形成する人間集団が如何にあるべきかについての価値基準が全面的に背反する米国とキューバ、この二つの国がどのように振る舞うか、如何にこの試練を克服するか、それとも、屈服してしまうか、私は、固唾を飲んで、事態の進行を凝視しているところです。 この天

    新型コロナウイルス:キューバと米国 - 私の闇の奥
    paravola
    paravola 2020/03/31
    早期の報道の一例はキューバが開発したインターフェロンが中国で新コロナウイルス患者に使用されて有効性が示されたという3月15日付けのニュースでした
  • 侵略の共犯―侵略者のウソに加担する者の罪(6) - 私の闇の奥

    <櫻井元さんの御寄稿の第6部です。藤永茂> ヒューマン・ライツ・ウォッチの日本代表を務める土井香苗氏は講演の中でこう言っている。 「私はヒューマン・ライツ・ウォッチに入って、いろいろ驚きました。…中でも一番驚いたことがやはり資金です。…今ヒューマン・ライツ・ウォッチは年間40億円の団体でありまして、毎年40億円くらいの寄付を一般の個人や個人が作った財団を中心に集めているのですが、それを今後5年でなんとか80億円の団体にするのだと、すなわち2倍の予算にするのだということを掲げています。…この前ニュースがありました。ジョージ・ソロスが、今後ヒューマン・ライツ・ウォッチに10年間で100億円あげますと、毎年毎年10億円を出しますというようなことがありました。ソロス氏はヒューマン・ライツ・ウォッチの長年のサポーターで、40億円の内たぶん1億円くらいをくれていただけだと思いますが、長年ずっと20年間

    侵略の共犯―侵略者のウソに加担する者の罪(6) - 私の闇の奥
    paravola
    paravola 2020/01/14
    ヒューマン・ライツ・ウォッチ/まるで政治家の政治資金パーティーのようだ。高級ホテルの会場、高額のディナー、芸能人を招いて「踊らせる権利」などのオークション/「人権擁護産業」「人権活動家の就職用回転扉」
  • 侵略の共犯―侵略者のウソに加担する者の罪(4) - 私の闇の奥

    <櫻井元さんの御寄稿の第4部です。藤永茂> ここで「ホワイト・ヘルメット」とは何者かについて、あらためて確認しておきたい。化学兵器使用疑惑が起きるたびに、最初にその「証拠映像」というものをネットに流し、ヒューマン・ライツ・ウォッチの報告書のベースとなるような「目撃証言」なるものを数多く提供してきた組織。「ノーベル平和賞」にノミネートされ、第二のノーベル賞と呼ばれる「ライト・ライブリフッド賞」を贈られ、彼らを扱った映画は「アカデミー賞」や「サンダンス映画祭」の賞を贈られてきた。「ホワイト・ヘルメット」とはいったい何者なのか。 まず彼らのサイトの説明にはこうある。市民の命を救うボランティアのレスキュー隊であり、紛争のいかなる当事者にもくみせず公平中立である、と。 THE WHITE HELMETS: BRIEFING https://thesyriacampaign.org/white-hel

    侵略の共犯―侵略者のウソに加担する者の罪(4) - 私の闇の奥
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    paravola 2020/01/02
    下の動画は、反政府武装組織による公開処刑の場面だが、処刑直後に遺体を片付けているのがホワイト・ヘルメットのメンバーだ
  • 侵略の共犯―侵略者のウソに加担する者の罪(1) - 私の闇の奥

    <以前からこのブログに寄稿をお願いしています櫻井元さんから大変重い内容の論考をいただきましたので連続掲載します。ご熟読をお願い致します。藤永茂> 勝手に入植した先で親切に助けてくれた先住民を裏切り、騙し、殺戮し、彼らの土地と資源を奪い、労働力が必要になると今度はアフリカの黒人を奴隷化し、酷使し、虐待し、その後も長きにわたって有色人種を差別し続け(藤永先生のブログ「アメリカでの黒人差別」2007年10月3日などを参照)、外に向かっては、残虐な独裁者を支援する一方、意にそわない民主的な動きには拷問・暗殺・クーデター・戦争挑発・軍事侵攻などのあらゆる汚い手段で不当な介入を続ける(中央情報局CIAや全米民主主義基金NEDによる策動、アメリカ陸軍米州学校SOAによる悪行、「死の部隊」death squadsによる非道など)―。そんな米国の真の歴史を、藤永先生はこれまでご著書やブログを通して当に長い

    侵略の共犯―侵略者のウソに加担する者の罪(1) - 私の闇の奥
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    paravola 2019/12/18
    これらのウソには、マスコミ、有識者をはじめ、国境なき医師団、アムネスティ・インターナショナル、ヒューマン・ライツ・ウォッチなどの国際NGO、そしてOPCWといった国際機関までが加担した
  • ロジャバ革命よ、生き残れ(1) - 私の闇の奥

    ロジャバのクルド人勢力に対するトルコ軍の越境侵略攻撃が10月9日に開始されました。攻撃は国境に沿って長さ600キロ、幅40キロの地帯で行われていると報じられています。ロジャバ(西の意味、西クルディスタンの呼び名)の元々の武装組織クルド人民防衛隊(YPG,YPJ)を主力として構成されたシリア民主軍(SDF)は、事実上、米国の傭兵的な役割を担って、シリアのユーフラテス河東岸の三角形の地域(面積でシリア全土の約3分の1弱)を支配占領することになりましたが、その北部のトルコとの国境沿いの東西に細長くのびたロジャバ地区には以前からクルド人が集中して居住していて、そこでロジャバ革命が発祥したのです。 シリアの油田地帯と広大な農業生産地を含むこの三角形地域を、米国が鮮やかな策謀で占領した次第は、以前に説明しました。シリアのアサド政権打倒のための事実上の傭兵代理地上軍としてのIS(イスラム国)軍と、その怒

    ロジャバ革命よ、生き残れ(1) - 私の闇の奥
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    paravola 2019/10/15
    この解放された地理的面積はシリアの総領土の三分の一に等しい/これは、シリア人全体をこれらのテロリスト組織の抑圧行為と残酷性から解放し、シリアの領土的統一を維持するための高価な代償であった
  • 「地獄へ落ちろお ーーー !!!!!」 - 私の闇の奥

    この記事はyomodalite さんのブログ『マイケルと読書と、、 』の記事「マイケルが「地獄へ行け」と言った女とその娘、そしてワインスタイン」 https://nikkidoku.exblog.jp/30787260/ の中の唱和の呼びかけに、私なりに、呼応するものです。 マイケル・ジャクソンは2009年6月25日に50歳の若さで没した天才的芸術家です。今回の騒ぎは『ネバーランドにさよならを』(原題:Leaving Neverland)と題する映画に発します。イギリスの監督ダン・リードによるドキュメンタリー映画で、イギリスの国営放送局BBCのChannel 4とアメリカ合衆国の衛星放送局HBOによる共同制作。2019年1月25日のサンダンス映画祭で初公開され、同年3月にHBOでも放送されました。 上掲のyomodalite さんのブログは次の文章で始まります: ********** 悲報

    「地獄へ落ちろお ーーー !!!!!」 - 私の闇の奥
    paravola
    paravola 2019/09/24
    マイケルが「地獄へ行け」と言った女とその娘、そしてワインスタイン/マイケル・ジャクソンが「Go to hell」という言葉を投げかけたのは、グロリア・オールレッド(Gloria Allred)という米国の高名な女性弁護士です
  • 侵略する側・戦争を起こす側のウソにだまされるな! - 私の闇の奥

    シリアの政府軍と反政府軍の戦闘の激化が始まっているシリア北西部で政府軍側が化学兵器を使用したらしいというフェイクニューズが、またまた、世界中に流されています。少し落ち着いて考えれば、今になって、シリア軍が化学兵器を使用する理由がありえないことは明々白々なのですが、米国側は世界中がマスメディアの垂れ流す大ウソを易々と鵜呑みにするものと踏んでいるようです。我々はすっかり舐められているのです。 この状況を厳しく批判する論考を櫻井元さんが書いて下さったので、以下に掲載します。引用されている英文の原記事を読むのが気重な方も、最後のパラグラフだけはしっかり読んでください。 ******************** 「シリア政府軍が化学兵器を使用した疑い」というニュースは以前から世界中をかけめぐり、日でもそのたびに大きく報道されてきました。洗浄のための水をかけられる子供たちの姿、酸素マスクをつけられる

    侵略する側・戦争を起こす側のウソにだまされるな! - 私の闇の奥
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    paravola 2019/05/26
    現地を査察したOPCWの専門家によると、鉄筋コンクリートの建物を貫通したというわりにはシリンダーの損傷が軽微にすぎ...建物にできた穴は迫撃砲などによるもので、シリンダーは「人の手によって」その穴の近くに...
  • リビアでの戦闘は内戦ではない - 私の闇の奥

    リビアで始まった戦闘は内戦ではありません。国の外からリビアをコントロールし続けようとする勢力と、それと戦って、リビアを自分たちのものとして奪還しようとするシリア国民の意志との戦いです。 Alexandra Valiente という名前に憶えがありますか? 前に2度書いたことがあります: https://blog.goo.ne.jp/goo1818sigeru/e/28204ac13fe4c6c7b8b0d3a9d58f4978 世界情勢についての発言者として、私が最も頼りにしている女性の一人です。4月7日、アレクサンドラ・バリエンテさんは「トリポリを解放する(Liberating Toripoli)」という声明を発表したので訳出します: 「国連とメディアは現在のリビア情勢を、相争う派閥勢力の間の紛争であり、外交的駆け引き、平和的交渉、そして、外部からの、外交的あるいは軍事的介入を含む各種の

    リビアでの戦闘は内戦ではない - 私の闇の奥
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    paravola 2019/04/11
    LPNM( リビア人民国家運動?)は旧カダフィ政権支持の心情を持つ人々が立ち上げた集団/2012年2月に早くも結成されたが、同年7月の米欧主導の総選挙には参加を禁じられた。しかしその後、次第に力を増し...
  • 超偽善 - 私の闇の奥

    トランプ大統領が、シリア領内のISIS(IS, DAESH) を完全に排除したと宣言しました。 米国の政治評論家エリック・ズエス(Eric Zuesse)は ISISと米国との関係を論じた記事 “HYPER-HYPOCRISY OF THE WEST ABOUT ISIS” https://southfront.org/eric-zuesse-hyper-hypocrisy-of-the-west-about-isis/ で、 The issue of what to do with the thousands of surviving but (temporarily) defeated ISIS members — and with their spouses and children — has raised hypocrisy to perhaps the highest leve

    超偽善 - 私の闇の奥
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    paravola 2019/03/30
    私が残念に思うのは、日本の専門家、主要メディアのジャーナリストたちが、必要以上に「お上」の意図を忖度して、伝えても自らの職業的安全を保てるような報道ないしは論考をさえ、我々庶民に与えてくれないことです
  • ベネズエラとシリア - 私の闇の奥

    気管支炎に続いて肺炎を患って臥せっていましたが、その間に、ベネズエラがひどいことになり、シリアの混迷も深まるばかりの有様です。米国、英国、カナダというアングロサクソン國を一体とする植民地主義的世界支配の根の恐るべき深さを痛感せざるを得ません。あらゆる卑劣な策を弄してベネズエラのマドゥロ大統領の打倒を目指す米国、政府と報道機関(BBC)を総動員して米国に協力する英国、今や全く米国政府の走狗と成り果てたカナダのトゥルードウ首相。 この所、何も書けていない私を助けるようにして、海坊主さんが又コメントを寄せて下さいました。場所が1年以上前の2018年1月18日付けの記事『ベネズエラはどうなっているか』なので、ここに転載します: ******************** ベネズエラは困難に直面している。が、真実を知る人たちは増えている (海坊主)  2019-03-09 14:20:05 久々にコメ

    ベネズエラとシリア - 私の闇の奥
    paravola
    paravola 2019/03/14
    (藤永茂)ユーゴスラビアで米欧が強行した悪行は、おそらく多くの人々の意識にないと思います/ベネズエラでの停電による病院の機能麻痺も、外から強行している虐殺行為です。米欧の残忍性には限りがありません
  • いまシリアのイドリブは世界の中心 - 私の闇の奥

    世界の中心は今シリアの北西部のイドリブ県にあります。イドリブをめぐる状況の故に、ロシア中国、米国、英国、フランス、イスラエルの核ミサイル発射基地は最高のアラート状態にあると思われます。双方とも、先制攻撃を慎む気などありません。 9/11以来、アルカイダは、米国によって、その国際的戦略上の事実上の傭兵勢力として巧みに操られてきましたが、表面的には、もちろん、米国は、国際社会の先頭に立ってアルカイダを含む国際的「テロ」撲滅作戦に邁進していることを喧伝してきました。ウィキペディアで少し復習すると 「ウサーマ・ビン=ラーディンはアル=カーイダの精神的指導者であり、財力を用いて初期の反米闘争の組織を起ち上げた。アル=カーイダのナンバー2とされていたアイマン・ザワーヒリーはイスラーム神学者。1986年、二人はサウジアラビアのジッダで初めて会ったとされる。組織作りや資金集め、組織の代表として声明などを

    いまシリアのイドリブは世界の中心 - 私の闇の奥
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    paravola 2018/09/17
    ほぼ一年前の2017年7月、米政府のテロ対策特命使節 Brett McGurk が「イドリブ県は9/11以来アルカイダの最大の安全な避難場所になっていて、彼らはザワヒリに直属している。これは大問題だ」と言明している
  • イドリブがシリアの最後の戦いになることを祈る - 私の闇の奥

    前略・藤永茂さま (Mr.T) 2018-10-08 14:34:49 ---------------------------------- 【DHC】10/5(金) 武田邦彦×須田慎一郎×居島一平【虎ノ門ニュース】 https://www.youtube.com/watch?v=cPzzqIzNnLU#t=1h27m34s ・イラン シリア東部に報復攻撃 弾道ミサイル6発 /ウクライナ海軍艦艇 ロシアEEZに入る ※ロシア軍はシリアから撤退の用意 http://syriaarabspring.info/?p=53360 http://syriaarabspring.info/?p=53353 アフリーンの問題も話し合いで解決 http://syriaarabspring.info/?p=53378 http://syriaarabspring.info/?p=53362 もうシリアでは既

    イドリブがシリアの最後の戦いになることを祈る - 私の闇の奥
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    paravola 2018/09/13
    (藤永茂)最近のニューヨークタイムズの堕落ぶりは目も当てられない有様です。イドリブ決戦に関する9月2日付の記事はその典型です。ロジャバのクルド人たちも、この虚偽に満ちた記事に接しているに違いありません