イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘による死者が1万人を大きく超えた中、日本では「停戦を求めるすいかバトン」と題し、スイカの絵を交流サイト(SNS)に投稿する動きが広がっている。スイカはパレスチナの特産で、赤、黒、白、緑のパレスチナ旗と同じ色。現地の平和を祈る多くの人が参加している。 パレスチナ自治区ガザでは、イスラエル軍による市街地の空爆と地上侵攻で、多数の民間人が犠牲になっている。ヨルダン川西岸地区でも治安は悪化。観光客は姿を消し、経済的ダメージも大きい。 現地に知り合いがいる兵庫県や大阪府の有志が「戦いを止めるために誰でも参加できる運動を」と、11月からインスタグラムやX(旧ツイッター)で、日本人にもなじみ深いスイカの絵の投稿を呼びかけている。 共感した人は「peace(平和)」、「cease fire(停戦)」などという言葉とともに、思い思いにスイカを描いて投稿している。 兵庫県内