9月1日、さまざまなプログラミング言語に対応するWebアプリケーション用サーバー「Mongrel2 1.0」がリリースされた。三条項BSDライセンスの下で公開、Mongrel2のWebサイトより入手できる。 Mongrel2はZed Shaw氏が開発するサーバーソフトウェアで、RubyおよびCで実装されていた「Mongrel」の後継となる。同氏が6月1日に余暇を利用してスタートしたプロジェクトで、わずか3カ月での正式版公開となった。 MongrelはRuby on Railsを含むさまざまなRuby向けフレームワークに対応したシンプルかつ高速なWebサーバーとしてRubyユーザーに支持されていたが、Mongrel2はCのみで実装されており、Ruby以外の言語にも対応するのが特徴。現在PythonやC++、PHP、Haskell、Common Lisp、Perl、.NET、Luaといった言語
「Webサービスを設計するための単純明快な方法」や「Webサービスの設計:Webの状態遷移図の描き方」で、Webにおける状態遷移の図を示しました。もう少し図の描き方について考えます。そして、それらの図がいったい何を意味するかにも触れます。 内容: アクション、ハイパーオブジェクト=状態、モジュール=サブシステム モジュールの図示 いいことありそうだ アクション、ハイパーオブジェクト=状態、モジュール=サブシステム まず図の描き方の復習をしましょう。サーバー側の処理であるアクションは小さめの黒丸で表します。アクションのレスポンスとして返されるハイパーオブジェクトは大きめの白丸です。ハイパーオブジェクトはクライアント側の状態と解釈され、リクエストを発行するボタンであるトリガーを持ちます(トリガーが必須ではありませんが)。 いくつかのアクションとハイパーオブジェクト(=状態)のノード達は互いに繋
最近の記事群で、「クライアント側の状態遷移を中心にしてWebサービスの設計をしたらいいよ」と僕は言っているわけで、実践もしているのですが、まー課題もありますね。 もともと僕は、ハイパーリンクのグラフ構造を正確かつ完全に把握したいという強い要求・願望を持っていました。その1つの方法を提案したのが次の記事です。 Caty:サイトのハイパーリンク構造を把握する 少し長くなりますが、上の記事の最後を引用します。 一旦有向グラフが出来てしまえば、ノード間の可達性、ハブノードの存在、ノード間の経路距離などを判定/算出できます。入次数/出次数(in-degree/out-degree)などから何か計量的な指標が得られるかも知れません。特定のノード(Webコンテンツ)から距離nの近傍(距離がn以内のノードの集まり)を観察したり、可能な経路をすべて列挙してみることで、サイトに関する知見が得られるかも知れませ
最近、最もよくいただくのが「Facebookは日本にも普及するのだろうか?」との質問。一方、一部先進ユーザーの間で、日本でもFacebookが活性化しはじめたと話題になっている。 日本は世界でもまれなFacebook未浸透国(中国、韓国、ロシア、ブラジルとともに)だが、ほとんどの主要国ではすでにローカルSNSがFacebookに逆転され、縮小を余儀なくされている。 ・ FacebookがローカルSNSを逆転する時 (8/2) 日本ではどうなるのか。普及率で世界トップクラスのTwitter大国となっている日本だが、Facebookも同様に急加速するのだろうか?当記事では、Twitter普及のステップとも比較しながら、その可能性を検討してみたい。 1. Facebookのアクティプユーザー数および会員属性の把握 ■ 調査機関からの月次アクティブユーザー数 (携帯訪問者含まず) Facebook
Facebookは実に多くの地域に根づいたSNSを葬り去ってきたローカルSNSキラーだ。実際,この1年間だけでも世界131ヶ国中,30ヶ国のローカルSNSが逆転されている。 【参考記事】 ・ 世界のSNSマップ最新版。Facebookが131ヵ国中111ヶ国でトップ (6/15) 当記事では,さまざまな国におけるFacebook逆転の瞬間をとらえてみた。なおデータ元はGoogle Trends for Websiteで統一している。 ■ 1年以上前に逆転された主要な国々 1.米国 もっとも有名な逆転劇。残念ながらMySpaceは縮小の一途をたどっている。 逆転タイミングは,デイリーユニーク訪問者の対人口比で約9% 2.フランス フランスのローカルSNS,SkyRockも逆転以降,縮小傾向が続く。 逆転タイミングは,デイリーユニーク訪問者の対人口比で約7% 3.アイルランド アイルランドでは
Windowsに標準で搭載されている無線LANアクセスポイントを発見するシステムにはなぜかチャンネルを表示するという機能が欠落しており、結果的に気がついたら無線LANのチャンネルが実は干渉しまくっていて不安定になってブチブチ接続が切れたり、速度が出たりでなかったりを繰り返したり……といったことが発生します。 無線LANアクセスポイントによっては自動的に周囲と干渉しない空きチャンネルを探してくれたりするものもあるのですが、そういう機器でない場合は手動で設定を変更する必要があります。そういうときに使えるのがこのフリーソフト「inSSIDer」です。周囲にある無線LANアクセスポイントをリストアップし、さらにチャンネルや電波の強度などを表示してくれるため、「近所に新しくできたこのアクセスポイントのせいで不安定になっていたのか!」というようなことが見るだけでわかります。 ダウンロードとインストール
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く