ユージン・ガーフィールドと聞いて心当たりがなくとも、"Current Contents"(主要学術雑誌の目次総覧)、"Citation Index"(論文の引用・被引用の相互関係を示す索引誌)、そして"Impact Factor"(学術雑誌の影響度の指標のはずなのに、大学,学会や研究機関において業績評価への転用による誤用・悪用されている)をつくった男といえば、お分かりだろう。 学術文献の引用関係という、文献の内容が〈主〉とすれば〈従〉にすぎなかったものに光をあて(“The citation becomes the subject!”)、それを大量に収集・蓄積して再編集する、という実に単純な方法論は、やがて複雑に込み入り誰も見渡せなくなった知の世界の有り様を、たとえばその分野の研究の中心(最前線)とそのキーマンを、明晰に描き出すことになるのだが、最初から広く受け入れられた訳ではなかった。 そ
なぜなぜ分析は改善・改革活動の基礎スキルです。従来は主に製造業の現場で、TQM(総合的品質管理)やQC活動の一環として広く実施されてきました。 と聞けば、営業や事務などのホワイトカラー職場の方には縁遠い手法のように感じられてしまうかもしれません。 しかし、著者である小倉仁志氏によれば、営業や事務などのホワイトカラー職場も、ヒューマンエラーを減らしたり、苦情を分析したりすることに役立て始めています。 小倉氏は日本プラントメンテナンス協会に所属していた18年前から、体裁だけが整ったものではない、本質的な対策を生むなぜなぜ分析に必要なルール化と体系化に取り組んできたお方です。 本書はそんな小倉氏の指導経験を基に、初めて実践する人向けに勘所をまとめました。工場の現場技術者はもちろん、営業やサービス業などに従事している方々にもお勧めです。 本著の内容は、日経情報ストラテジーが2009年7月号~201
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