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ブックマーク / science.srad.jp (139)

  • 若い頃に「格好よく」あろうとした人々は大人になると負け組に? | スラド サイエンス

    若い頃に「格好よく」振る舞おうとした青少年は大人になってから多くの問題を抱える傾向があるとの調査研究が発表された(ScienceDaily)。 この研究では184名の青年を13歳から23歳までの間追跡し、彼ら自身および保護者や周囲の人物から情報を収集したとのこと。 これによると13歳の段階では恋愛経験のある人や不良、また身体的魅力を備えた仲間を重視する人の方が「格好よく人気ある」層であったとのこと。しかし成長とともにこの人気は衰えていき、22歳の段階では一時期はイケてる層であった彼らは人間関係の能力において同年齢の中で劣ると評価されがちであったとのこと。また薬物やアルコール問題を抱えるようになった人も多く、犯罪に手を染める傾向もみられたという。 「格好いい」青少年は若いころは人気があるかもしれないが、年を重ねるごとに格好よくあるためにより極端な行動にでるというのがその理由らしい。そして大人

    peketamin
    peketamin 2014/06/19
    "「いや、当時は、男の方は高校生にもなったら赤線行くのが当然でございましたんで 高校生にもなって童貞というものはおりませんでした」"
  • 生後1歳までに全身麻酔を受けると短期記憶力が低下するという研究結果 | スラド サイエンス

    生後1歳までに全身麻酔を受けた子供は、短期記憶が損なわれてしまうという研究結果が公開された。読解力、教室学習、エピソード記憶などに影響が及ぶことになるという(Verge、Slashdot)。 カリフォルニア大学サンフランシスコ校のGreg Stratmann麻酔学教授が、生後1歳までに全身麻酔を受けた6~11歳の子供28人を対象に回想力の実験を行った。実験の方法であるが、まずコンピューター画面上の任意の位置にさまざまな色の枠線で囲った80個の絵を見せた。そして5分後に、枠線を取り除いた160個の絵を先程とは別の位置で見せ、その中から先程見た絵を選ばせた。また、絵を思い出すことができた場合は、枠線の色や、絵が表示された元の位置を尋ねた。その結果、全身麻酔を受けたことのある子供は、そうでない子供と比べて、色に関する正解率が20%劣っていたとのこと。また、空間認識力は21%劣っていたとのこと。

    peketamin
    peketamin 2014/06/15
  • 英国、衛星を使用しない測位システム「量子コンパス」を開発中 | スラド サイエンス

    軍事目的のために開発され、現在は腕時計やスマートフォンにも搭載されているGPS機能だが、水中での測位はできない。そのため、GPSを置き換えるものとして、イギリス国防省の防衛科学技術研究所(DSTL)が「Quantum Compass(量子コンパス)」を開発中とのこと(GPSDailyの記事、 Motor Authorityの記事、 ASCII.jpの記事、 家/.)。 量子コンパスは潜水艦内でGPSに代わるものとして開発されており、ボース=アインシュタイン凝縮を応用することで、人工衛星を使用せず地球の磁場や重力場の情報を取得して位置を特定できるという。既にシューボックス型で長さ1メートルの軍事用プロトタイプが完成しており、潜水艦や船舶だけでなく兵士も利用できるよう小型化に注力しているとのことだ。 GPSとは異なり測位に電波を使用しないことから、量子コンパスは妨害に強いというメリットもある

    peketamin
    peketamin 2014/05/26
    スマホ!スマホにも乗っけて!
  • サッカーやバスケでは強い選手を集めすぎると逆に成績が悪くなるという調査結果 | スラド サイエンス

    才能ある選手が多く所属すればするほどそのスポーツチームは強くなると思われるが、強い選手が多すぎて逆効果になることはないのだろうか。コロンビア大学と世界トップクラスのビジネススクールとして知られるINSEADの共同研究により、この疑問への答えが導き出されたとのこと(Huffington Post)。 研究ではまずバスケットボールを対象とし、2002年から2012年までの期間、すべてのNBAチームのレギュラーシーズンのデータをもとに、各選手が勝利にどれ程貢献できるかを導きだした。すると、才能ある強い選手が多ければ多いほどチームの成績が良くなるのだが、ある一定の人数を超えると成績が悪くなることが分かったとのこと。自分のエゴよりもチームを優先することで生まれるチームワークが損なわれてしまうからだという。これは、チームワークが重要とされるサッカーでも、FIFAのデータをもとに分析したところ、同じ結果

    peketamin
    peketamin 2014/04/29
    よし、少数精鋭の会社はバランスのために俺を雇いなさい。
  • 「やるべきことを先延ばしにする」性格は遺伝的要因が関係している | スラド サイエンス

    課題や仕事の締め切りが迫っているのについついそれを先延ばしにして他のことをしてしまう「先延ばし」性格には遺伝的要因が大きく関係しているとの研究が発表された(論文要旨、Daily Mail)。 一卵性双生児および二卵性双生児の先延ばし性質を比較した結果、育ちといった外的要因よりも遺伝的要因が大きく関係していると結論付けられたという。また先延ばし性質と衝動性には正の相関関係があることも分かったとのこと。 研究者らによると、日々の生存が重要課題であった我々の祖先の時代には、衝動性はすばやい決断を行うのに有益であった可能性が高いとのこと。しかし、時代が変わり長期的な計画がより重要になるにつれ、衝動的な行動は目的を達成するためには邪魔になるようになり、その代わりに「先延ばし癖」が生まれたと考えられるという。

    peketamin
    peketamin 2014/04/15
    親が!…と思ったけど、親は爺ちゃんが!婆ちゃんが!ってなっていくと、俺らを産んだ神様が先延ばし癖があることになるので、神様、先延ばしにしないで早く僕に嫁をお授けください
  • 薬物で時間の感覚を狂わせることで「懲役1000年」が実現できる可能性 | スラド サイエンス

    哲学者であるRebecca Roache博士率いるチームは、「未来の技術」によって変化する懲罰の形態を探っているという。その一つに、「薬物を使い懲役に服する期間を伸ばす」というものがあるそうだ(The Telegraph、slashdot)。 これは既に存在しているという「時間の感覚を歪める薬物」を使い、服役者の時間の感覚を遅くする、もしくは脳の働くスピードを速めることで、長い年月分の心の働きを短期間に収めるというもの。これを利用することで、「1000年の時間の単位に値する懲役」を実現できるという。 しかし、死ぬまで閉じ込めておくことと、脳を操作して長期間の懲役を実現した後に自由にすることのどちらが道理的なのだろうか。このような問いかけは単に「未来的」な懲罰を探るのではなく、未来の目から現在を見ることで懲罰の道理を再考することが目的であるとのことだ。

  • オジー・オズボーンにネアンデルタール人の遺伝子 | スラド サイエンス

    オジー・オズボーンの全ゲノムがついに解読されたようで、オジーのゲノムにはネアンデルタール人の遺伝子が含まれていることが明らかになったそうだ(Scientific American、家/.)。 米国のゲノムの塩基配列解析企業Knomeは、アルコールや薬物など「極端な医療歴をもつ」オジーの全ゲノムを研究目的で解析していた(/.J過去記事)。オジー自身も「大量のアルコール、コカイン、モルヒネ、睡眠薬、咳止めシロップ、LSD、ロヒプノールなどありとあらゆるものを摂取してきた自分がまだ生きていられる理由はDNAを見れば明らかになるのかもしれない」と自分のゲノム解析に興味を示していたという。 実際には、解析されたゲノムには何か特別な「オジー・オズボーン遺伝子」というものは見つからなかったとのこと。ただし、例えばアルコールの分解に関わるアルコールデヒドロゲナーゼ遺伝子の珍しい型であるADH4を持ってい

    peketamin
    peketamin 2014/01/01
    オジーさん…
  • アレルギーを治したいなら汚い犬を飼え | スラド サイエンス

    犬を飼うとアレルギーを軽減できる、という研究結果が発表されたそうだ。体内に入り込んだ犬の腸内細菌が過剰な免疫反応を押さえる働きを持つため、アレルギーや喘息に対する耐性を獲得することができるということらしい(家/.、Science記事)。 Susan Lynch氏率いる研究グループでの実験では、犬を飼っていない家庭と、屋内もしくは屋外で犬を飼っている家庭の両方で家の中のホコリを集め、それを水に混ぜて若いマウスに与えた。そして、アレルギー源となるすり潰したゴキブリもしくは卵のタンパク質をマウスに与えて免疫システムを刺激したという。 その結果、犬を飼っている家のホコリ入りの水を与えられたマウスは、アレルギー反応が全くないか、あったとしてもその反応は弱かったという。もう一方のグループのマウスには、鼻や気管支にアレルギー症状がみられたとのこと。 ,p> マウスの腸内を調べたところ、犬のホコリを体内

    peketamin
    peketamin 2013/12/20
    飼ってたけど鼻炎ズビズビだった。小さいころからじゃないとダメなのかなぁ…。
  • 「子供の長時間のテレビ視聴は発達に悪影響」との調査結果、「脳トレ」で知られる川島教授らが発表 | スラド サイエンス

    東北大加齢医学研究所の川島隆太教授らが、「子供が長時間テレビを見て生活すると、脳の発達や言語能力に悪影響を及ぼす」という内容の研究結果を発表した(MSN産経ニュース)。 視聴時間を「見ない」から「4時間以上」まで7段階に分けて分析した結果、テレビを長時間見た子供の方が脳の成長が遅い傾向が出た。脳は神経細胞の接続を3歳ごろから減らすことで成長するが、その減少傾向が鈍かった。

    peketamin
    peketamin 2013/11/23
    “第二言語習得研究 [wikipedia.org]という学問領域がありまして、そこの理論でインプット仮説というものがあります。”
  • カナダ・D-Waveの「量子コンピュータ」は本当に量子力学的効果を使っているとの論文が発表される | スラド サイエンス

    現代ビジネスの記事はとても分かりやすいけど、大昔に最適化問題をちょっと聞きかじった身としてはラストの、 >批判的な立場の人たちに言わせると、今くらいのスピードであれば >「シミュレーティッド・アニーリング」という古典物理の理論でも説明できるのだという。 ここがちょっと間違ってると思う。 「シミュレーテッドアニーリング」というよく知られたアルゴリズムでも今くらいの性能は実現出来るのだという。 とかそれぐらいじゃないかな。最適化問題というのは、なるべく経路を見つける、みたいな、色んな組み合わせのある中で、なるべく良い組み合わせを探す問題。 解く方法としてはざっくりと2種類合って、 A. 全部の可能性を列挙した場合の一番良い解と同じ物を見つける方法 B. そこそこ良い解をそこそこの時間で見つける方法 に分けられる。シミュレーテッドアニーリングは、Bの代表格の1つで、金属を焼き鈍しすると綺麗な結晶

    peketamin
    peketamin 2013/07/03
  • 壁の遮音効果を小さな穴で台無しにする方法 | スラド サイエンス

    来、壁は音を遮断するはずなのだが、壁にごく小さな穴を空け、その穴をプラスチックのラップで作った膜で覆うだけで、音を筒抜けにすることができることが発見された。北海道大学のOliver Wright氏が韓国の大学の研究者らと共同で研究を行い、Physical Review Lettersにレポートを発表している(家/.、Inside Science記事)。 同レポートによれば、ドリルで壁面に小さな穴をあけて片側をプラスチックラップで作った膜で覆ったところ、まるで壁が存在しないがごとく音を伝達することができたとのこと。一方で、壁に穴を空けただけで剥き出しにしておいた場合、音の大部分は壁に遮断されてしまう。伝達された音のボリュームは、穴の大きさに応じて、元音源の75%から100%近くにも及んだそうだ。

  • 脳は他者への共感と分析的思考を両立できない | スラド

    「共感」に使われる脳の神経回路網が活発になるときは、「分析的思考」に使われる神経回路網が抑圧される、ということがケース・ウェスタン・リザーブ大学の研究で明らかになったそうだ(EurekAlert!、家/.)。 脳には社会的/道徳的/感情的に他者と繋がるときに使われるネットワークと、論理的/数学的/科学的思考に使われるネットワークがあるという。脳が休息状態にあるときはこれらのネットワークが交互に使われるが、どちらかの機能を要するタスクを行う場合、もう片方のネットワークが抑圧されることが示されたという。 実験では45名の健康な学生に「他者の気持ちを考えさせる問題」と「物理学を要する問題」を提示し、脳の活動をMRIで解析した。問題はそれぞれ文章問題およびビデオ問題で20問ずつ出されたとのことだが、問題の形式に関わらず片方の機能が活動している際はもう一方は抑圧されていることが明らかになったという

    peketamin
    peketamin 2012/11/07
  • プログラマーで実際に数学を使っている人ってどれくらいいるの? | スラド サイエンス

    家/.記事「Ask Slashdot: How Many of You Actually Use Math?」より 私はコンピューターサイエンスやゲーム開発に関連する仕事に興味のある高校生で、先生や両親からテクノロジー関連分野に進むなら数学クラスの選択が必要だといわれています。しかし、私はUnity3DやOGREを2年以上使っており、プログラミングはそれよりも長く続けていますが、高校1年で習った三角法よりも高度な数学が必要になったことはありません。それで疑問に感じたのは、実際に微分積分以上の高等数学が必要になるのか、それとも「プログラムを書くのには数学が必要」と世間で思われているだけなのかという点です。みなさんの経験をお聞かせいただけますか。

  • 血液型人間学研究家、「血液型での人の分類は差別」という意見に反発して提訴 | スラド サイエンス

    「血液型人間学研究家」を名乗る岡野誠氏という人物が、放送倫理・番組向上機構 (BPO) の『血液型に対する「考え方や見方」で人を分類するのは、社会的差別に通じる危険がある』として血液型で性格が決まるといった見方を助長しないよう求めたことに対し反発、提訴したそうだ (MSN 産経ニュースの記事、amazon.co.jp での岡野誠氏の著書一覧より) 。 氏は『メディアへの出演機会を失ったほか、「血液型人間学はいいかげんなもの」というレッテルを張られ、精神的苦痛を受けた』とし、BPO に対し要望の取り下げと慰謝料 20 万円などを求める訴えを東京地裁に起こしたそうだ。

  • 音を片側にしか伝えない防音壁、理論的に実証される - スラッシュドット・ジャパン

    ある側から反対方向へは音を伝えるが、その反対方向には音を伝えないという「One-way sound wall」が理論的に実証されたとのこと (Discovery News の記事、家 /. 記事、doi: 10.1103/PhysRevLett.106.164101) 。 これはフィレンツェの国立研究機構に所属する Stefano Lepri 氏と Giulio Casati 氏によるもので、熱ダイオードの熱伝導が非対称である事に着目した。「ある部屋でバンドが演奏しており、その隣人はバンドの音は聞こえないが、隣人たちの会話はバンド演奏隊の人たちには聞こえる」ということを実現出来る可能性があるという。

  • 大腸菌1gにつき900,000GBのデータを格納できる手法が開発 | スラド サイエンス

    未来の巨大データアーカイブが 大腸菌入りチューブ満載のディープフリーザー群で構成されてる絵は 中々に楽しそうです。ただ --------------------- 元スライドをざっと見た感じ 元データを2ビットでエンコードしてATGCに置き換えた上でさらに圧縮をかける。 できあがった配列どおりのDNAを合成してプラスミドの形で大腸菌に導入。 復号時はプラスミドを抽出してDNAシークエンサーで読む。 こんな感じみたいですね。 --------------------- ツッコミどころとして、ふつう大腸菌は「1匹2匹」じゃなく 「同じ遺伝情報を持つ大腸菌クローンの菌液何ml」 という、同一性が保証されている何億匹だかをひとまとめにした扱い方をするので、 ここで言われているような「大腸菌1gで900TBのストレージ」 ってのは無理としか思えません。 これ、1gの大腸菌がぜんぶ違うデータを持ってる

  • 電気ショックで脳をオーバークロック | スラド サイエンス

    オックスフォード大学の研究者らは、脳に電流を流すことで数字パズルを解く能力を向上させられることを発見したそうだ(BBC News、家/.)。 被験者らは記号を数字で置き換える作業を含むパズルを与えられた。脳の頭頂葉に右から左へと電流を流した場合、何もしない場合と比べて格段に良い成績を収めたという。逆に左から右へと流した場合には何もしない場合と比較して著しく悪い出来であったとのこと。どのグループでも一般的な算数の能力に違いは生じなかったとのことで、あくまで数字を置き換えるパズルの能力が向上したということだそうだ。また、被験者らに同様の試験を6ヵ月後に再び行った際も効果の継続が確認されたという。 電流は被験者らには感じられないものであり、脳の他の機能には全く影響がなかったとのこと。研究者らは将来的にこの研究が算数障害の改善に役立てられることを期待しているとのこと。ただし「皆が電気ショックを受

  • 野心的な目標設定と人材の多様性が、価値ある研究成果を生む | スラド サイエンス

    科学技術政策研究所のリリース(pdf)によれば、一橋大学イノベーションと共同で行った大規模アンケートの結果、 研究プロジェクトに対して野心的な目標設定を行い、人材の多様性が高い研究チームを形成することが、価値ある研究を生み出す可能性を高めることが示されたようだ。 この調査は、2001-2006年の日が関与している論文において、被引用数が上位1%(トップ1%論文)とそれ以外の論文を抽出し、その著者に対して論文を生み出した研究プロジェクトについて尋ね、それぞれの抽出群を比較するという方式で行われたもの。 研究チームの人材の専門分野、専門スキル、生誕国、所属セクターを調べたところ、トップ1%論文を生み出した研究プロジェクトの方が、複数の項目に該当する人材の多様性が高い傾向にあり、またポストドクターなどの若い研究者の参加の比率が高いということが明らかになった。 さらに、科学の進歩の方向を見据える

  • RGS14、学習能力と記憶力を妨げる遺伝子 | スラド サイエンス

    エモリー大学医学部の研究者グループは、RGS14 という遺伝子が学習能力と記憶力を妨げることを発見したとのこと (Medical Daily の記事、家 /. 記事より) 。 RGS14 の機能を止められたネズミは、触れて遊んだりした物の記憶や迷路の抜け道を見つける学習能力が、普通のネズミに比べて優れていたそうだ。人間にも学習記憶関連の遺伝子 RGS14 があることが 10 年前に発見されている。何となく「アルジャーノンに花束を」が脳裏をよぎった。