電通のプロジェクトチーム「DENTSU DESIRE DESIGN(デンツウ・デザイア・デザイン)」は3月22日、2021年から実施している「心が動く消費調査」の最新結果をもとに、人間の消費行動に強く影響を及ぼすドライバーとなる感情を分析した「11の欲望」を更新・発表した。
電通のプロジェクトチーム「DENTSU DESIRE DESIGN(デンツウ・デザイア・デザイン)」は3月22日、2021年から実施している「心が動く消費調査」の最新結果をもとに、人間の消費行動に強く影響を及ぼすドライバーとなる感情を分析した「11の欲望」を更新・発表した。
アジア最大級の広告をテーマにしたイベント「Advertising Week Asia 2017」が5月29日から6月1日に東京で行われる。その開催を記念して、同イベントのアドバイザーによるコラムがスタート。第1回は、LINE 上級執行役員 コーポレートビジネス担当 田端信太郎氏です。 この文章は広告についてのものだ。広告業界では、未だに議論が続いているだろうが、私の中では結論は出ている。 オーケー、認めよう。広告はもはや「嫌われもの」なのだ。デジタルネイティブ世代にとって「熱狂」する対象ではない。例えば、その証拠に2016年半ばからiOSの有料アプリランキングのトップにいるアプリをご存知だろうか。それは、広告ブロッカーだ。多くのユーザーがお金を払ってまで、広告など見たくないと思っているのだ。 なぜ広告は、そこまでユーザーから嫌われるようになったのだろうか。多くの広告業界人はなぜ広告が嫌われ
2017年の春になりました。この春は見回すと、いろんな方がけっこう“移動”しています。きっとあなたの周りにも多いのではないでしょうか。変化を身近に感じる春です。たくさんの皆さんの一人ひとりの変化が、大きな変化をもたらそうとしています。 そんな変化の春から、このところ起こったことを振り返ってみると、2016年は大きな、大きな“曲がり角”だった気がします。気がしますというか、間違いないですね。はっきりと、パラダイムシフトが起こったのです。もっと言うと、何かが終わった、何かが始まった。そして、ひとつ大きな区切りがついた。 それを強く感じたのは、ちょっと言いにくいのですけど、電通の社長が辞任を表明したときです。12月28日でした。びっくりしましたね。十分世間からつべこべ言われて、もう禊(みそぎ)は済んだのではないかと思っていたら、社長が辞任までしなきゃいけないのかと。 それがちょうど、12月26日
【前回】「「ネットのコンテンツだから安いよね」というイビツな常識をわれわれは叩きつぶせるか?」という話」はこちら このところメディアは揺れています。それとともに広告も揺れています。揺れても広告はなくなったりはしませんけど、これまでと「あり方」が大きく変わりそうです。 その「これからのあり方」が頭の中でようやく整理できてきたので、今日はそれをみなさんに開陳します。正しいかどうかわかりませんが、方向性としては誤ってはいないと思います。すごくだいじな話なので、よーく読んでくださいね。 ネット広告って、そもそも“広告”なの? 最初はすごーくイヤな話から入ります。特にネット広告を舞台に仕事してきた人は、顔を真っ赤にして怒るかもしれない。でもここから話さないと始まらないので書きますね。 例えばFacebookを眺めていた時、誰かが気になる記事を投稿していたとします。読みたいなと思って開くと、こんなこと
8月21日(日本時間22日)、リオデジャネイロ市のマラカナンスタジアムでリオデジャネイロオリンピック閉会式が行われた。 2020年東京オリンピックに向けて、IOCのトーマス・バッハ会長から小池百合子都知事にフラッグが手渡された後、次期開催国である東京のパフォーマンスが披露された。 「君が代」の斉唱に続き、フィールドには大きな日の丸が登場。その後、東京都、岩手県、宮城県、福島県の小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の27校、1万人以上の児童・生徒によってつくられた日本語、英語、フランス語、ポルトガル語の「ありがとう」の人文字がフィールドいっぱいに広がった。 その後に流れた東京を紹介する映像には、日本を代表するアスリート、そしてドラえもんやキャプテン翼、ハローキティ、マリオなど人気キャラクターが登場。東京からリオに向けてドラえもんのドリルが地球を掘り進むと、スタジアムの真ん中には「スーパーマ
さて、日本でもとうとう「ポケモンGO」がローンチされました。皆さんも恐らくご存知の通り、一足先にリリースされたアメリカではもはや社会現象になっています。ローンチからたった一週間ですでにモバイルゲーム歴代最高のユーザー数を獲得し(!)、アクティブユーザー数ではTwitterを追い越しました。僕が住む比較的郊外でさえ、道を歩けばポケモンGOをプレイしている人と何度もすれ違います。アメリカに住んで12年、こんなことは初めてです。とにかく話題で持ちきりのポケモンGO、このゲームを任天堂と共同で開発している会社がサンフランシスコにあるNiantic, Inc.です。 Niantic, Inc.は元々Googleの社内スタートアップとして始まり、これまでにIngressというモバイルゲームを開発してきました。Ingressのゲームコンセプトは陣取りゲーム。ゲームフィールドは私たちが住む現実の世界そのも
デジタル分野の新しいソリューションや考え方が生まれ、統合キャンペーンやデジタルキャンペーンなどのより複雑度が高いプロジェクトが増えてきた。職種の違うメンバーが集まり、一つの物事を進めていくためには、リーダーの進行管理能力だけでなく、チームを束ねてブーストしていく推進力が問われる。そこで、こうしたプロジェクトマネジメントを実行する際のポイントについて、宣伝会議が11月9日に開講する「プロジェクトマネジメント実践講座」の講師であるフロンテッジ デジタルマーケティンググループ グループ長の村上知紀氏に聞いた。 フロンテッジ ソリューション本部 デジタルマーケティンググループ グループ長/シニアディレクター 村上 知紀氏 前篇では、プロジェクトの組み立てのポイントを説明しました。第二回では、組み立てた後に、人をアサインしチームを作ること、そして、実行し、最後までやり遂げること、この2点におけるポイ
——クラウドを活用したワークスタイルは、効率化以外にも良い効果をもたらしますか? 杉原:今の時代は、さまざまなワークスタイルが生まれ、そのこと自体に社会からの注目が集まります。自由な働き方は優秀な人材を採用するための武器にもなりますよね。 長谷川:そうですね、働きやすい環境は人材採用の観点で重要です。コンセントは社員の約6割が女性で“ママさん社員”も多い。手当を厚くしていることもあり、産休後ほとんどの社員が仕事に復帰します。たとえ時短勤務になったとしても私たちの仕事のスタイルが分かる人材が継続して働いてくれることは、会社の財産です。 掛川:メルカリもコンセントさんと同じ状況です。私たちが提供するサービスはフリマアプリなので“C to C”のビジネスモデルになっていて、入口も出口も一般の個人であり、カスタマーサポートがとても重要です。 そこで、社員の半数以上がカスタマーサポートを担当しており
どうせ見るならクリエイティブな広告を見ませんか——国際広告賞D&AD賞(本拠地=ロンドン)は27日、動画配信サイト「YouTube」の本編動画の前に再生される動画広告をブロックする「D&AD アドフィルター」の配信を始めた。 グーグルのWebブラウザ「Chrome」と、オープンソースWebブラウザ「Firefox」に追加して使う。フィルターをオンにすると本来再生されるはずだった動画広告を、ボルボ・トラックス「Epic Split」など、過去にD&AD賞を受賞したテレビCMにさしかえる仕組み。対象はYouTubeのみのようで、動画配信サイト「Dailymotion」では機能しなかった。 企画制作は、アバス・ワールドワイド傘下の広告会社BETC Paris。アイデアや表現の最高責任者を務めたオリビエ・アペース氏は、「人々は広告そのものを嫌がっているのではなく、『つまらない広告がキライなんだ』と
マッキャンエリクソンのメディア部門であるUMは、「なぜ人々はオンライン上でコンテンツをシェアするのか」をテーマにグローバル調査を行った。「シェアしたいコンテンツと価値を感じるコンテンツは異なる」「人々は戦略的にコンテンツをシェアしている」「商品カテゴリーごとにコンテンツに求めるニーズは異なる」などを明らかにした最新の調査結果をダイジェストで紹介する。 コンテンツの役割を理解し、どこでどのようにコンテンツを組み入れると適切か判断できる―これらの知見は、今後ブランドがコンテンツマーケティングを成功させられるかどうかの大きな分岐点となる。 UMの「Wave」調査は、世界各国のインターネットユーザーのソーシャルメディア利用実態や今後のトレンド予測を目的に、2006年から8年にわたって毎年実施されている。2014年に実施された最新調査「#Wave8」は、「The Language of Conten
マーケティングという職務は派手なイメージがありますが、企業の中で価値を明確に出しているかどうかというのはいまひとつ疑問があります。なにせ財務指標には投資と言うより経費として計上されるうえに、どんな業界でも明確にマーケティングのビジネスパフォーマンスを測れる基準はありません(少なくとも自分は知りません)。 自分もマーケターのはしくれではありますが、取引先のバイヤーの責任者には常に「こんな広告で本当に商品が売れるのか?」という顔で見られます。そういう人たちは、新商品の話は嬉しそうに聞きますが、マーケティングの話になると即座に退屈そうな顔をするのを何度も見てきました。 スティーブ・ジョブズもブランディングやマーケティングという言葉が嫌いだったそうですが、本来は企業や商品に従属すべき意味合いであるマーケティングが、あたかもそれ自体が独立して価値を持つように見えることを警戒していたのではないかと思い
「広告界の未来を構想する」をテーマにしたイベント「AdverTimes DAYS(アドタイ・デイズ)2013」(主催・宣伝会議)が3月13日と14日、東京都千代田区の東京国際フォーラムで開かれ、2日間で9725人の方に来場いただきました。雑誌「宣伝会議」の創刊60周年(2014年4月)を控えた「宣伝会議60周年イヤー」の皮切りであり、本サイト発の初めてのイベントでもあります。2日間のセミナーの一部を本欄で紹介します。 アドタイ・デイズの2日目(3月14日)は「広告界に今後求められる人材」をテーマにしたパネルディスカッションが開かれた。登壇したのは、電通を経てトレンダーズでドクターエステ・コスメ専門サイト「キレナビ」の編集長として活躍する伊藤春香さん、博報堂を経て編集者・ライターに転身し、現在は人気ニュースサイトの編集を手掛ける中川淳一郎さん、NEC、博報堂、電通などを経て、コミュニケーショ
僕は広告会社にいながら、最近、広告らしい仕事をしていません。 業界では、もうずいぶん前から「脱・広告」ということがいわれています。 カンヌが「広告祭」の看板を下ろしたことも象徴的だったし、レイ・イナモトさんの「広告の未来は広告でない」という言葉は有名ですよね。 でも、広告会社にとっての「脱・広告」の重要性を、本当の意味で理解している人は、どれくらいいるでしょう? 実際に「広告をしていない企業」をクライアントに持つ広告マンなど、現状ではほとんどいないのではないでしょうか。 ここでいう「広告」とは、希少なメディア枠に何らかの表現を載せて発信することで、メッセージを届けようとする思想そのものです。 世の中には、そうした広告を必要としない商品やサービスがたくさんあります。 例えば、毎日使っている人もいるでしょう「Dropbox」や「Evernote」の広告を見たことがあるでしょうか? 宿泊予約の「
宣伝会議はデジタルマーケティング関連の企業を検索できるサイト「デジタルマーケティングナビ」を開設しました。500社を超えるデータベースとなっており、各企業の得意分野、従業員数、資本金、売り上げ高、沿革、所在地などが一覧でき、手がけた作品実績も掲載。 キャンペーンサイトやコーポレートサイトの事例を、クライアント業種別に検索し、制作企業を調べることができます。新規ウェブサイトの立ち上げやサイトリニューアルをする際、新規パートナー探しや、取引先企業の検討に利用できるサイトです。 また「デジタルマーケティングナビ」では、デジタルマーケティング領域の新サービスの資料(企画書)を閲覧できるほか、実務に携わる担当者からの疑問や悩みに専門家がこたえるコーナーも展開していく予定です。 デジタルマーケティング領域は、日々新しいサービスが生まれ、専門性が高まっているため、宣伝部、マーケティング部の担当者はもとよ
ソーシャルメディアに明暗 母親向けコミュニティサイト運営のインタースペースが6日発表した調査では、母親層が最も使うWebサービスは無料通話・メッセージアプリ「LINE」となった。 対象は同社が運営するコミュニティサイト「ママスタジアム」ユーザー2042人で、平均年齢は31.4歳。70.4%が1週間に1回以上、「LINE」を使用しているという。2位は料理レシピサイト「クックパッド(モバレピ)」の57.2%、次いで3位はECモールの「楽天」で56.6%。「Amazon」は21.5%で10位だった。 伸びが顕著となったのは「Facebook」。12年時点の利用率は6.3%だったが、翌13年に40.6%へ伸長。今回の調査でも44.8%に上昇した。一方、「mixi」は12年の45.6%から今年は25.7%に、「GREE」は12年の19.7%から今年は6.9%との結果だった。 スマートフォンへの移行も
ある意味で、漫画や小説でサイエンスフィクションをやる分には構わないと思うんですよ。 ただ、事業として手掛けるのでお金を出してください、というのは、実現の見通しが立つ技術がすでにあり、超えるべきハードルが明確に見えている場合であって欲しいわけです。 例えば、指輪型のウェアラブルデバイスでできることは限られています。もちろん、電池の制約も大きいわけなんですが、指の動きで明示的なコマンドなしに特定の機能を機器に伝達させ、さらに周辺の機器に電波を飛ばして何らかの動作をさせる、という時点で、それはウェアラブルデバイスにできるハードウェア的限界をすでに超えているんですよ。 歩いているときなど、別のことをしているときは指輪デバイスは休んでいないと誤動作しますから休眠しますよね。そして、指輪デバイスを使いたいときは、何らかの方法を使ってこれを稼動させるというアクションが必要なわけです。それもいらない、とい
何でこんな連載が始まってしまったの?山本一郎です。 貴方のICT界隈はいい燃え具合ですか?私のところも一個プロジェクトが燃えております。大変です。他人様の炎上をあれこれ言うのは楽しいですが、自分とこが炎上するととても辛い思いをしますね。 打ち合わせで相手の顔を見ながら「ああ、お前が言うなって思ってるんだろうなあ」と感じながらも、この遅れは取り返せると力説する自分の尻に鞭が入る瞬間を感じるわけであります。 世の中はやはり燃えたり燃やしたりしながら暖を取りつつ厳しい冬のような寒い業界を渡っていかなければならないのだなあと思う次第であります。 年始のICT業界やデジタル広告界隈で話題沸騰していたのは、やはりサイバーZ(CyberZ)先生のF.O.Xにまつわる面白話でありましょう。 なぜかMarkezineがCyberZの広報丸乗っかりの素敵な記事を掲載していたので、興味のある方はしげしげとご覧い
今回は、なぜ私が、PARTYがニューヨークで仕事をすることにしたのか、そんなことを書いていきます。 「ニューヨーク突撃記」とか言っておいて、話は台湾から始まります。 2013年3月。昨春のことになります。台湾で行われた広告系のセミナーに、講師として呼んでいただきました。 行ったことがある方はよくご存知かと思うのですが、台湾という国は、かなり日本と共通するものが多い国です。まず、日本のように、街のそこかしこにコンビニがあります。そしてそのコンビニにおでんが売っています。そのおでんの具は微妙に違ったりしますが、そのあたりの生活の基盤にある構造が、かなり共通しているのです。 実際、日本の西表島からちょっと行けば台湾だったりするわけで、それは当然のことなのかもしれません。 だから、台湾は、自分にとって「外国」という感じがそんなにしない場所でした。 事件はその台湾で起こりました。台湾の皆さんは本当に
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