人間の終焉 スポンサード リンク ・人間の終焉 「テクノロジーはもう十分だ!」 著者が問題視しているのは、遺伝子操作、ナノテクノロジー、ロボット工学の3つ。 特に出生前の遺伝子操作で人間の身体や心を「増強」する技術は破壊的だと嘆いている。 遺伝子操作は近い将来、生まれ来るこどもたちの外見を立派な体格の美男・美女にしたり、IQを引き上げたり、常に冷静に考える気質にするような改造ができるかもしれない。彼らはノーマルの人間がいくら努力しても適わない高い身体能力を持つことになるだろう。 増強された世代とそうでない世代では世界を認識する力も変わってくる。圧倒的に高い意識レベルと思考能力を持つ人類2.0は、私たちの及びもつかない世界認識をするかもしれない。そのとき「パパは何もわかっていないんだから」が文字通りの意味になり、世代間は断絶されると著者は考えている。 そして「永遠の命」の技術革新は、人間の寿