Wikipediaはとかく「分野が偏っている」「間違った記述がある」などの批判があるのですが、読み物サイトとしてみたらとにかく面白くてしょうがない。 まず、記述が早い。先日『刀狩り―武器を封印した民衆』という本を読んで、それについて紹介文を書こうとしてWikipediaの記述を見たら、この本に書いてある情報に対応した記述になってました。もう書くことがありません。ちなみにYahoo!辞書に登録されている大辞泉の記述は、通説そのままを三行ほどで書いてあるだけ。この「記述の早さ」の暗黒面として「議論が分かれている項目では編集合戦がおきやすい」ってのがありますけどね。 そして本題。「無駄に充実した項目が存在する」。はてなブックマーク経由で見つけた「枕投げ」。どうしてここまで充実させることができるのか、と思ってしまうほど。英語版では割とそっけない記述(日本語版との比較)なのを考えると、日本語版のパワ