玉城デニー知事は17日、スイス・ジュネーブへ出発する。18日以降、国連人権理事会で声明を発表する。知事は名護市辺野古の新基地建設阻止を掲げるが、大浦湾の軟弱地盤工事を巡る訴訟では最高裁で県の敗訴が確定した。知事は民意が顧みられない不条理を国際社会に訴え、新基地建設問題の打開に向けた道筋を見いだしたい考えだ。最高裁判決を受け、国は近く、変更申請を承認するよう県に迫る見通しで、国連訪問中の知事の発言も焦点となる。知事の国連での声明発表は2015年に全国の都道府県知事として初めてスピーチした翁長雄志前知事以来8年ぶり。(政経部・大野亨恭) 国連人権理事会で知事の発言機会を確保できる見通しの会議は現段階で三つ。18日が「国際秩序」、19日が「有害物質」をテーマにした会合で、20日か、21日に「一般討論」の会合でも発言の機会をうかがう。...
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