そもそものきっかけの記事は読んでないので言及しない。 今回、話題にするのは「出版中止でギャラ支払いナシって、よくあるの?」のところ。そう、よくあるんだよー。あるんですよ。 久保内信行さんが上記リンク先の記事で書かれている通り。 少しだけ補足します。 契約書が結ばれない謎 どうして、出版直前にならないと契約書が結ばれないなんて慣例があるか。 なあなあ、というと、言葉が悪いけど、持ちつ持たれつの面があったと思うのね。 たとえば、ライター側は、書き出したけど思ったように書けず、もうちょっと時間が欲しい、もう半年伸ばしてください、なんてこともある。 たとえば、編集者側の意見と合わず、意見が合わないぐらいならまだ対話すればいいんだけど、編集者のやり方が酷いので、じゃあ、書きかけのこれは別のところに持っていくぞ、とか。 思ったより大著になったので、別の形で出しますか、とか、上下巻にしますか。そうなると