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ブックマーク / www.10plus1.jp (5)

  • コモナリティ会議06:「コモナリティ」と「地域社会圏」──「世界」を回復するために

    2014年5月に刊行されたアトリエ・ワンの『コモナリティーズ──ふるまいの生産』と、2012年に刊行された山理顕さんの『地域社会圏主義』(増補改訂版、2013。ともにLIXIL出版)では、いずれも〈個〉と〈公共〉をつなぐ〈中間領域〉に関する議論が展開されています。 お二人の建築思想が生まれる場所、描く構想は深いところで通じていると読めるとともに、作品に現われる差異にも深く興味を抱きます。日は、お二人の〈中間領域〉=「地域社会圏」「コモナリティ」をめぐる構想を、「コミュニティとコモナリティ」「社会と自然」「計画と再生産」などのテーマとの関係とともにお聞かせいただく予定です。「コミュニティ」や「ソーシャル」をめぐる昨今の建築議論への問いかけにも、新しい視点を伴う提案にもなることを期待しています。 左=アトリエ・ワン『コモナリティーズ──ふるまいの生産』(LIXIL出版、2014) 右=山

    コモナリティ会議06:「コモナリティ」と「地域社会圏」──「世界」を回復するために
    pha
    pha 2015/01/01
  • シェア──その「思想」の構築に向けて

    勢いづく「シェア」の動き 2000年代中頃から、建築界でも話題になり始めた「シェア」というキーワードは、これからの時代の中核に位置付きうるものとして、いよいよ承認されてきた感がある。「シェア」をキーワードとした建築作品も、続々と建ちあがりつつあり、2014年に発行された『新建築』誌をざっと見渡すだけでも、《不動前ハウス》(常山未央)、《シェアプレイス東神奈川99》(リビタ、リライトデベロップメント)、《KOIL》(成瀬・猪熊建築設計事務所)、《シェアフラット馬場川》(前橋工科大学 石田敏明研究室ほか)、《堂付きアパート》(仲建築設計スタジオ)など、印象深い作品をいくつも見つけることができる。 一方で「シェア」は、「料理をシェアする」などのように、一般的にも用いられる言葉でありながら、それが指し示す内容が限定しづらく、どのような動きを束ねる言葉であるかが曖昧である。この曖昧さこそが、「シェ

    シェア──その「思想」の構築に向けて
  • 多拠点居住──分散して居場所をつくる

    東京と熊野の2カ所で生活する 2012年から、東京にあるシェアハウスと和歌山県の熊野地方にあるシェアハウスを往復しながら生活をする「多拠点居住」みたいなことをやっている。どちらかというと東京にいる時間のほうが多くて、熊野に行くのは1カ月か2カ月に一度、1週間か2週間滞在するというくらいなので、熊野のほうは「ちょくちょく遊びに行く別荘」とか「ときどき帰る実家」みたいな感じだろうか。 東京の家も熊野の家も両方ともシェアハウスにしているのは、「一人(もしくは一家族)で一軒の家だけで住む」というのは生活に広がりがなくてつまらないなー、と思っているからだ。ずっと同じ場所にいると飽きてくるから、居場所は世界のなかにたくさんあったほうが面白い。だけど、お金持ちが別荘地に持つような、いわゆる「別荘」みたいに一人で複数の家を持つのはお金がかかるし、自分の体はひとつしかないから一度に使えるのはどちらかの家だけ

    多拠点居住──分散して居場所をつくる
  • 流動する社会と「シェア」志向の諸相

    宮台真司氏(左)、門脇耕三氏 「シェア」の概念──「純粋公共財」と「クラブ財」 『私たちが住みたい都市』 (山理顕編、平凡社、2006) 門脇耕三──今回の「10+1 website」の特集は「シェアの思想/または愛と制度と空間の関係」と題しており、「参加と包摂」を旨とする民主主義の回復と倫理の関係についてさまざまなステートメントを発せられている宮台さんと、このタイトルが含みうるフィールドや空間の現在と今後に関して、複層的に考えたいと思っています。今日はよろしくお願いします。 いま「シェア」をめぐるさまざまな動きが注目され、建築を学んでいる学生にも「シェア」は非常に注目されています。卒業設計のテーマとしてシェアハウスやフラットシェアを選ぶ学生も多くいます。ただ建築系の学生の場合、どうしても文献的な掘り下げが追いつかず、「近代家族」という概念すら知らないまま「シェア」について語っていたりす

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  • 10+1 web site|テンプラスワン・ウェブサイト

    10+1 website|テンプラスワン・ウェブサイト LIXIL出版 LIXIL ANNOUNCEMENT PICK UP SERIAL PHOTO ARCHIVES PROJECT ARCHITECTURAL INFORMATION NAME INDEX 10+1 DATABASE GENERAL CONTENTS 2020 2020 03 [最終号]建築・都市、そして言論・批評の未来 独立した美術・批評の場を創出するために |五十嵐太郎+鷲田めるろ いまこそ「トランスディシプリナリティ」の実践としてのメディアを ──経験知、生活知の統合をめざして |南後由和+貝島桃代 リサーチとデザイン ──ネットワークの海で建築(家)の主体性と政治性を問う |青井哲人+連勇太朗 PICK UP 建築の概念の拡張 |石上純也+田根剛 2020 01 建築の漸進的展開 グラデュアリズム──ネットワーク

    pha
    pha 2014/06/02
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