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社会と格差社会に関するphiloyukyのブックマーク (2)

  • 「努力が足らない」だと?~『排除の空気に唾を吐け』 雨宮 処凛著(評者:山岡 淳一郎):日経ビジネスオンライン

    たとえば、派遣切りに合った若者に「きみは努力したのか」「もっと能力を磨け」と説教を垂れるオヤジがいる。シングルマザーが幼い子を抱えて働けど働けど貧しさから脱け出せず、生活保護を申請すると「あなたと同じ境遇でもガンバッテル人がいるじゃないの」「家族に助けてもらいなさい」と追い返す福祉事務所の職員がいる。 わたし自身、このような「もっともらしい」台詞を口にしたことがないと言えば嘘になる。だが、書を手にとって、「もっともらしい」反応が、どれだけ貧困の構造を見えなくするか、また貧困い物にするシステムを蔓延させているかを再認識させられた。ワーキングプアを「人のせい」と決めつけ、公共の問題から排除し続ければ、社会は間違いなく崩れていく。 書は、その排除の空気に強烈な「ノー」を突きつけた闘争の書として読める。 〈よくフリーターに説教するオヤジなどがいるが、そういう人の前では、バブル期の就職内定

    「努力が足らない」だと?~『排除の空気に唾を吐け』 雨宮 処凛著(評者:山岡 淳一郎):日経ビジネスオンライン
  • 世代間闘争論、あるいは団塊の世代の精神的病理について - 代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives

    批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。 このブログの今年の1月9日の記事で赤木智弘さんの「希望は戦争」について触れ、私も「もうこうなったら世代間戦争だとでも言いたくなってくる」と書いたことがありました。 月刊『創(つくる)』の今月号を読んでいたら作家の雨宮処凛さんが、「『世代間闘争』問題」という記事を載せていました。その記事に触発されて、「世代間闘争問題」を再度論じてみたいと思います。 いま全国でロスジェネ世代のフリーターや派遣・非正規労働者の労働組合が次々に設立されていくという感動的な現象が進行しています。各地で立ち上がった人々に対して心からの声援を送ります。皆さまがんばって下さい。心から応援します。 さて、雨宮さんの記事は、京都の若者向け労働組合「ユニオンぼちぼち」のパネルディスカションの際に起こった「事件」を書いたもので

    世代間闘争論、あるいは団塊の世代の精神的病理について - 代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives
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