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ブックマーク / sociology.jugem.jp (3)

  • 『ベストセラー小説の書き方』を通して小説と社会学論文の違いを考える | Theoretical Sociology

    ベストセラー小説の書き方 (朝日文庫) ベストセラー小説の書き方 (...の他のレビューをみる» ディーン・R. クーンツ 朝日新聞社 ¥ 756 (1996-07) Dean R. Koontz, 1981, How to Write Best Seller Fiction, Writer's Digest (=1996, 大出 健 訳『ベストセラー小説の書き方』朝日文庫). 米国のベストセラー作家が書いたハウツー。何しろ30年以上前に出版されたなので、出版業界についての解説は今ではいささか古くなっていると思われるが、少なくとも当時の状況の一端が垣間見られて興味深かった。Koontz が目指しているのはベストセラー小説の書き方を教えることであって、学者にウケル純文学の書き方ではない。長く多くの人に読み続けられる真の名作は純文学から生まれるのではなく、一般大衆向けの小説であるという。デ

    『ベストセラー小説の書き方』を通して小説と社会学論文の違いを考える | Theoretical Sociology
    photoandart
    photoandart 2012/03/09
    プロットをしっかり作れという話。
  • 「夢はあきらめなければ必ずかなう」言説の功罪を大学院の文脈で考える | Theoretical Sociology

    モーニング島田編集長『「あきらめなければ夢は必ずかなう」ほど悪質な言説はない』というつぶやきに対する漫画家さんたちの反応が盛り上がっていて面白く読んだのだが、私自身も研究者を目指す大学院生にどう対応するかというところで類似の問題に直面するので、少し私自身の考えを整理しておこう。「あきらめなければ夢は必ずかなう」という命題が常に真かと言われれば、島田編集長の主張する通りあきらめなくても夢がかなわなかった人はいるので、真とは言えない。しかし、もう少し確率的に解釈しなおして、 あきらめた人よりもあきらめなかった人のほうが夢がかなう確率は高い と考えるならば、これはほぼ間違いなく正しいだろう。才能がどうとかいうのは、「死ぬほど努力した後にしろ」といわれることがあるのはもっともであるし、死ぬほど努力できないのならば、それはもともと「夢」というほどのものではなかったのだろう。 しかし、夢がかなう確率は

    「夢はあきらめなければ必ずかなう」言説の功罪を大学院の文脈で考える | Theoretical Sociology
    photoandart
    photoandart 2012/03/03
    『あきらめた人よりもあきらめなかった人のほうが夢がかなう確率は高いと考えるならば、正しいだろう。』
  • メディア批評系の卒論をどう指導するか | Theoretical Sociology

    来年度の卒論指導に向けて、今年度の反省や感想を簡単にまとめておこうと思う。今年感じたのは、 アニメやマンガなどを批評する卒論は難しそうだということである。なぜか流行歌の研究は比較的うまくいっているような気がするし、アニメや漫画ゲームなどにしても、必ず失敗することを運命づけられているというわけではないだろうが、これまでの卒論の例を見る限り、失敗率が高そうな気がする。印象論で言うと、失敗率が高い理由は3つ考えられる。 まず、深く考えず安易にメディア批評を選ぶ学生が多いこと。メディア現象は身近な社会現象だろうし、メディア批評の中には面白いものもある。学生がこういったテーマに魅力を感じるのはよく理解できるのだが、読んで面白いからといって自分が面白いものをかけるとは限らない。メディア批評の論文が『社会学評論』や『ソシオロジ』のような主要な社会学雑誌に載ることはまれだと思うが、それはメディア批評をオ

    メディア批評系の卒論をどう指導するか | Theoretical Sociology
    photoandart
    photoandart 2012/02/02
    あんがい、毎回アニメや書籍のレビューを書く人の方が、面白い卒論書ける地力があるのかもしれないなぁ。
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