「第25回全日本フルコンタクト・テコンドー選手権大会-ITA杯」(11月29日 東京・後楽園ホール) 【フォト】この大会の模様 既存のライトコンタクトルールではなく、KO勝ちを認める直接打撃制ルールによって争われるフルコンタクトテコンドーの全日本選手権大会が、25回目の開催を迎えた。 リングを使用し、本戦2分(延長1分2回まで、決勝戦のみ3回まで)で行う男女別の無差別級トーナメント。上段・中段への蹴り(ローキックは禁止)と中段への突き、そして上段突き(蹴りを生かす程度の額とアゴへの攻撃)を用いての一本(KO)勝ちや技あり、または時間内にダウンがなければ判定によって勝敗が決せられる。 大会最優秀選手賞(MVP)を獲得したのは、女子組手無差別級トーナメントで3連覇を達成した市坪愛(横浜市立大学テコンドー部)だった。 市坪は9年間バスケットボールを経験後、大学に入ってからテコンドーを始め