「レイプにあった」30年前の避難所で起きていた性被害『支援物資で死角に』訴える声に「神戸にダーティーなイメージをつけるな」 被災地で繰り返された"悲劇" 令和にもつながる教訓とは 被災者たちが身を寄せた避難所。兵庫県内で設置された避難所は最も多いときで1153か所でした。当時、避難所で何が起きていたのでしょうか。見えてきたのは令和にもつながる教訓、そして悲痛な叫びの数々も浮かび上がってきました。 住む場所を失い生活が一変「本当に死ぬ思い」 1995年1月17日、突然、生活は一変しました。避難所となった体育館には地震で住む場所を失った人たちが、ひしめき合うように身を寄せていました。 (避難所に身を寄せる被災者) 「家の中にヒビがいっているので、もし余震があったらいけないと思ってここに来た」 「すごかったですよ。本当に死ぬ思いでしたね」 杖をつく場所さえも探しながら歩きます。この日の神戸市の最
