日本国内の飼い猫数は増え続け、約985万頭と1000万頭に迫る勢いだ。その約7割が外に出さず飼う“室内飼い”とみられているが、飼い主の一瞬の不注意で家から出てしまったまま戻れなくなる“迷子猫”もまた増えている。またどんなに注意をしていても、震災などが起こったとき、飼い猫とはぐれてしまう事態に不安を抱く飼い主も多い。 オープンストリーム(東京都新宿区)は、行方が分からなくなった猫をIT技術で捜索する“ねこさがしIoTサービス”「ねこもに」を開発。2017年6月19日に機器を発売し、サービスを開始した。Bluetoothの電波強度を手掛かりに、統計的なアルゴリズムにより飼い猫の位置を推定し、探索をサポートするサービスだという。