Androidを組み込みシステム向けに普及させる活動を行っているOpen Embedded Software Foundation(OESF)は,台湾・台北市で開催されている「COMPUTEX TAIPEI 2010」で,同団体が独自に開発したプリント・マネージャのデモを初めて公開した。Androidはもともと携帯電話機を想定しているため,印刷機能を持っていない。OESFが開発したプリント・マネージャをAndroidに追加することで,Androidを搭載した機器から印刷を行えるようになる。この機能は,OESFが2010年8月にリリース予定の組み込みシステム向けAndroidディストリビューション「Embedded Master 2」に搭載される予定である。