1月25日、東大COE「ものづくり経営研究センター」において、「見せるロボットから、売れるロボットへ―ロボット開発に今何が求められているのか」をテーマに、定期セミナーが開催された。本セミナーは、NPO法人グローバルビジネスリサーチセンター(GBRC)との共催によるもの。講師としてエボリューション・ロボティックス日本支社の山本豊氏(日本支社長)が招かれ、現在のロボットビジネスの現状や今後の課題、同社が開発した製品などについて詳細な説明がなされた【写真1】。 講師の山本氏は、日本IBMでThinkpadの初期モデルの開発などに携わった人物。その後、セガやプラネットウェブにおいて要職を歴任。現在はロボット要素技術などを開発するエボリューション・ロボティックスでアジア地域の統括をしている。同社は、米カリフォルニアに本拠を置くベンチャー。CEOには、NASAで火星探査ロボットを担当したPaolo P