安倍晋三首相は、自らが推進する経済政策アベノミクスの「中核」として「女性の活躍促進」を掲げている。6月に閣議決定した「成長戦略」では、保育所の待機児童の解消や、女性の活躍促進などに取り組む企業へのインセンティブ付与、公務員での女性登用の拡大などを打ち出した。 こうした改革を教育の現場ではどう見ているのか。企業とのコラボレーションによるライフデザイン教育など斬新な女子教育で知られる品川女子学院の漆紫穂子校長に聞いた。 聞き手: 磯山友幸(ジャーナリスト) 男女共に働くパートナーシップが必要 ---最近出版された『伸びる子の育て方』というご著書の冒頭に、品川女子学院が取り組む「28(にじゅうはち)プロジェクト」の話が出てきます。 28歳の時に社会で活躍する人材の育成を柱に据えて、そのためにはどんな教育が必要か、逆算してライフデザインを描いていく、という教育を行っています。 ---28歳の時にど
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