【親の介護:前編】その名も「介護休業給付」! 恐怖の「親の介護で離職」「介護で破産」を防げる制度があること、知っていますか? 家族の介護が必要となり、仕事を続けながら介護をしていきたいと望む方は、厚生年金の「介護休業給付」が利用できるか、会社に確認してみてください。これは介護休業制度のひとつで、加齢や病気などによって介護が必要な親や配偶者、子どもなどがいる場合に、サラリーマンが利用できる雇用保険の制度です。本記事では、遠く離れて住む母親の介護が必要となったユカコさん(45歳)が、働きながらの介護を通じて「介護休業給付」の存在を知るまでを追いかけます。 今、「介護離職」が大きな問題になっています。 総務省統計局の「平成24年(2012年)就業構造基本調査」によると、2011年10月~2012年9月までの1年間に、家族の介護や看護を理由に退職した人は10万1100人。そのうち8割が女性でした。
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