2010年の1月、Mozilla Labsのユーザエクスペリエンス部門のHeadであるAza Raskinに取材しました[1]。彼の手がける研究は非常に分野横断的なのですが、今回はその中でも中心的なテーマであるユーザインターフェースに重点を置いて聞かせてもらいました。 Azaとは昨年の訪米の際に筆者が関わっているコミュニティ・イベントKOF 2009での講演をお願いし、実現した経緯もあり、リラックスした取材となりました。本文の表記もその雰囲気を重視して口語的なままにしています。お楽しみください。 Aza Raskin氏 言語によるインターフェース 彼が送り出したいくつかのアイデアの1つに、Ubiquity[2]があります。これはFirefoxに対して英語に近い表現と方法で命令を出すもので、たとえばブラウズしているページの一部を選択した状態で「email this to Tom」とタイプす
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