端末に向かって話した言葉が自動でテキスト化され、メールの作成やWebの検索に活用できる――。物理キーを搭載しないフルタッチ画面のスマートフォンが増え、メーカー各社が使いやすい文字入力方法を模索する中、にわかに注目を集めているのが音声認識技術を使った文字入力ソリューションだ。 この冬、米Nuance Communications(以下、Nuance)の日本法人、ニュアンスコミュニケーションズジャパン(以下、ニュアンス)が日本市場に投入したiPhoneアプリ「Dragon Dictation」と「Dragon Search」も、音声認識技術を活用した製品の1つ。Dragon Dictationは音声認識で自動生成されたテキストをメールやSNSに利用でき、Dragon Searchは5つのコンテンツソースの検索が可能だ。 アプリの配信開始に合わせて来日した、Nuanceの副社長マット・リーヴィス