1973年から連載が続く水島新司氏の人気野球漫画『あぶさん』が、来年2月5日発売の『ビッグコミックオリジナル』(小学館)で完結することが19日、わかった。主人公・景浦安武の高校時代からプロ野球、引退後の1軍助監督昇格までを描いた41年にわたる長期連載が幕を閉じる。 残り3回となった連載に水島氏は、「『あぶさん』は、実際のプロ野球をリアルタイムで漫画化した初めての作品だったと思います。しかも、主人公の景浦安武は、プロ野球選手として実在の選手達と勝負してきました」とこれまでを振り返り、「数えきれないほどの多くのプロ野球選手の皆さんから応援と協力をいただきながら、この作品は育ってきたように思えます。長い長い41年間でした。最終回まであと、3話です」と感慨深げにコメントしている。 同作は、酒豪の強打者・景浦が主人公の人気野球漫画。自身の飲酒により新潟県大会の優勝が無効になった高校時代からはじまり、