昆虫というと、セミやヤンマ、カブトムシ、クワガタなど、子供たちの昆虫採集の対象にもなり夏のイメージが強いですが、実は秋もカマキリやバッタなどは活動最盛期で、戸外で昆虫を見かける機会の多い季節です。 また、秋の野辺に咲く花の種類が多いため、ハチ目、チョウ目などの吸密昆虫の活動も盛んです。この時期、公園に数多く植栽され、細かな花が無数に咲くアベリア(Abelia)は虫たちに人気の低木ですが、その中にホバリングしながら蜜を吸う背中が黄色くお腹側は白い毛に覆われた、下半身はエビのような変な生き物を見かけたことがありませんか?その名はオオスカシバ。全国に愛好家も多い隠れた人気生物です。 オオスカシバ(大透翅 Cephonodes hylas)は、スズメガ科(Sphingidae) ホウジャク亜科(Macroglossinae)に属する「ガ」の一種です。透明な翅をブンブンとふるわせるオオスカシバを知ら
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