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ブックマーク / note.com/shibataism (6)

  • なぜ携帯料金は安くならないのか?3極化する携帯ユーザー。|決算が読めるようになるノート

    (ちょっといつも違ってボヤキ系です。) 「ソフトバンクとKDDIが最高益=携帯3社、増収増益-4~6月期」という記事に 携帯電話大手3社の2016年4~6月期連結決算が2日、出そろった。国内通信事業が好調だったため、ソフトバンクグループとKDDIは過去最高の純利益を計上。NTTドコモを含む3社とも増収増益だった。とあるように、携帯キャリアは増収増益の決算が続いています。 役所からの要請で「携帯料金を安くするように」という意図がありつつも、全く安くなっていく気配がありません。 今日は、なぜ携帯料金は安くならないのか、というのを考えてみたいと思います。 携帯キャリアの利益率(復習)以前、「携帯キャリアの1ユーザーあたりの売上・利益いえますか?」で EBITDAマージン: 30%以上 営業利益率: 20%程度という分析をしました。ほぼ全ての成人が対象で、これだけの利益率が出るビジネスは恐らく他に

    なぜ携帯料金は安くならないのか?3極化する携帯ユーザー。|決算が読めるようになるノート
  • ソフトバンクは、なぜARM社を3.2兆円もの大金で買収するのか?|決算が読めるようになるノート

    速報です。最近、持ち株の売却などで約2兆円の現金を捻出したあげく、株主総会前夜に、副社長だったニケッシュの退任を発表したソフトバンクですが、英ARM社を買収するというニュースが入ってきました。それも、3.2兆円ものソフトバンク史上最大の買収です。 金額、タイミング、買収先全てに驚くばかりですが、Brexitの影響で、1ポンド155円くらいだったのが、1ポンド139円くらいまで落ちてきているので、為替を上手く利用したタイミングと言えるでしょう。 また、負債規模や投資方針などでソリが合わなかったとされるニケッシュ氏との決別の直後ということもあり、 ニケッシュがいなくても一人で買収できるもん。 オレほど借金できるヤツは世界にもいないだろ!という傘下のダイエーホークスとは真逆に、世界の借金王へと突き進む決意を感じさせられます。 さて、それはさておき、この買収の狙いを少し見ていきたいと思います。 英

    ソフトバンクは、なぜARM社を3.2兆円もの大金で買収するのか?|決算が読めるようになるノート
  • SaaSの王者・Salesforceの6つの「ここが凄い」|決算が読めるようになるノート

    今日は、SaaSビジネスの話です。SaaSとは、Software As A Serviceの略で、クラウド上のソフトウェアをサービスとして提供する形です。一昔前はASP(Application Service Provider)とも言われていました。一般的に、月額課金や年額課金などの継続課金で提供される場合が多いです。 このSaaSビジネスというのは比較的最近始まったビジネスなのですが、その「王者」と呼ぶべき(と個人的には思う)Salesforceについて見てみたいと思います。 Saleceforceとはクラウド上で、CRM(Customer Relationship Management、顧客管理)のためのソフトウェアを提供する会社で、上場ティッカーはCRMです。(すごいティッカー名ですね。)SaaSビジネスの開拓者でもあり、世界最大級のSaaSビジネスです。 直近の決算では、「セールス

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  • 株主へのレターから読み取るアマゾンの3つのフォーカス|決算が読めるようになるノート

    アメリカの会社は12月決算の会社が多く、株主総会が3月頃に開かれます。アマゾンは「利益を出さない」会社として有名で、一見すると株主軽視にも見えますが、株主総会に際して、ジェフ・ベゾスCEOから、非常にしっかりしたレターを株主に宛てて出しています。 今日はこのレターの内容を詳しく見ながら、アマゾンの3つのフォーカス(重点)エリアを詳しく見てみたいと思います。 今日は図表はいつもに比べて少な目ですが、非常に示唆に富むレターなので、英語に翻訳も付けてお届けします。 アマゾンは史上最速で売上10兆円へに到達した会社レターの冒頭で、 This year, Amazon became the fastest company ever to reach $100 billion in annual sales. Also this year, Amazon Web Services is reachin

    株主へのレターから読み取るアマゾンの3つのフォーカス|決算が読めるようになるノート
  • ベンチャー経営者・M&A担当者が知っておくべき国際財務報告基準(IFRS)と日本会計基準の違い|決算が読めるようになるノート

    3/15 12:28 訂正しました。 修正1 情けない漢字の間違いで「原価償却」となっていました。正しくは「減価償却」です。 修正2 減損テストのところで「通常、会計・監査法人等の第三者が行います。」となっていましたが、正しくは「会社側が減損テストを行い、監査法人が意見する。」です。 3/19 6:13 再度訂正しました 修正3 リクルートのM&A部分で、EBITDAと営業利益を混同している記述が見られたため、修正しました。 ここ数年間の間に、国際財務報告基準(International Financial Reporting Standards、以下IFRS)に会計基準を変える上場企業が増えてきました。 テレコムだと、KDDI、ソフトバンク、ネット企業でも、ヤフー、楽天、DeNA、クックパッド、セプテーニなどが既にIFRSを採用しています。 それ以外にもトヨタ自動車、ホンダ、コマツ、日立

    ベンチャー経営者・M&A担当者が知っておくべき国際財務報告基準(IFRS)と日本会計基準の違い|決算が読めるようになるノート
  • 米ヤフーが買い手を募集中 -「嫁・婿入り前の最後のお色直し」か|決算が読めるようになるノート

    7目です。遂にこの日が来てしまいました。「One of the most powerful Internet companies is officially for sale」という記事で出ているように、米ヤフーが、業のネット事業の売却先を探している、とのことです。 ノートでは、あまりネガティブなことは書かないようにしているつもりですが、この一件だけはインパクトがある上に、学べることも多いので、書いておこうと思います。 ちなみに、参考までに、米ヤフーは、特にここ10年間くらい非常に苦難続きの会社でした(未だに成長を続ける日のヤフーとは正反対です)。 米ヤフーの売上・利益 はじめに2015年10−12月期の決算で発表された、売上推移ですが、四半期あたり$1B強くらいの売上がありますが、ほとんど成長していません。 次に、EBITDA(償却前の営業利益)ですが、こちらも四半期あたり$20

    米ヤフーが買い手を募集中 -「嫁・婿入り前の最後のお色直し」か|決算が読めるようになるノート
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