LinuxやUnixを使っていく上で、どんなに経験が浅くても一度は利用するgrepコマンド。 今回は、このgrepコマンドで覚えておきたい使い方について紹介する。 なお、ここで扱うgrepコマンドはLinuxのものをベースに記述している。商用UNIXやBSD等の場合、オプションなどが異なる事があるので注意。 1.基本の使い方 まずは基本的な使い方から。 テキストファイルから特定の文字列を含む行のみ出力する。 grep 検索したい文字列 検索したいテキストファイル ワイルドカードを用いる事で、複数のファイルを指定してgrepを行う事も出来る。 コマンドの出力結果から検索する場合は、「|(パイプ)」を利用する。 コマンド | grep 検索したい文字列 2.複数の条件でor検索する 複数の条件で検索を行う場合、eオプションを付与する。 grep -e 検索したい文字列1 -e 検索したい文字列