Macといえば、パーソナル(な)コンピュータ。特にMacBookなどのノート型機は1人1台が当然のこととされ、家族といえど1台を複数人で共有している話はあまり耳にしない。一方、macOSの基礎はUNIXであり、その出発点には「タイムシェアリング」の概念がある。複数のユーザが1台のMacを同時に使うのも可能なのだ。シリーズ3回目の今回は、そのマルチユーザに関する部分を知るべく「dscl」コマンドを紹介しよう。 まずはログイン/ログアウトしてみよう macOSはマルチユーザ対応のOSではあるものの、液晶パネルを開閉するなど直観的な操作でスリープを実行/解除できるしくみがあるためか、大半のMacユーザはログイン/ログアウトを実行しない。登録済アカウントは最初に登録した(管理者権限を持つ)自分だけでシステムを再起動することすらまれ、というユーザも多いはずだ。 しかし、ときどきはログイン/ログアウト
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