空間から被曝する量は外部の放射線の量(1時間あたりのマイクロシーベルト)に1年の時間、普通なら8760時間をかけて1000で割るとミリシーベルトになるから簡単なように見えます。たしかに、事故の最初の頃はなんといっても、「おおよそどのぐらい」というのが判れば、逃げるかそこにいて良いかなどが判断できました。 でも、これからの生活を設計するためにはもう少し詳細にわからなければなりません。最初のころは食材の被曝や土ホコリの影響が不明でしたので、外部被曝の計算に入る自然放射線などは除く必要は無かったのです。でも、今は汚染が拡がってきましたから、外部被曝から自然放射線の量を除き、それに食材などの被曝を加える必要がでてきました。 でも、ここで重要なことは、放射線というのはなかなか難しいものですから、厳密にやろうと思うと疲れて失敗することになりがちです。「完全にやろう」というのではなく、子供を守ることがで