政府広報ってなんだ: 天野祐吉のあんころじい

これ、1982年から86年にかけての「政府広報」です。 原発の安全性をアピールするものの中からほんの一部を選びました。 「広告批評」の87年６月号で、こうした広告をたくさんとりあげ、 高木仁三郎さんにこまかくその嘘を指摘してもらったり、 広瀬隆さんと野坂昭如さんに反原発論を書いてもらったりしたのですが、 いま改めてこうした政府広報を見ると、 そのこわさにぞっとしてしまいます。 「世界一の技術が、日本の原子力発電を支えています」だそうで。 じゃあ、世界中で原発事故が起こっても不思議はないわけですね。 （写真上）「原子力発電は『安全』をすべてに優先させています」。 そうですか、すべてに優先させていたのは、お金じゃなかったんだ。 （写真下）万全を期していたのは「安全確保」じゃなくて「利益確保」でしょう。 （写真上）夜は電力が余っているんじゃなかったんですか？ （写真下）原発がないとコアラは呼べな

[top-runner]

たった30年で価値観はこうも変わる。

[mujin]

政府広報のうさんくささよ。一部の利権を保護するために反対者から集めた資金をも動員。総務省の「北方領土」も同様。

[zu2]

そういうことです。こういうのにかかった費用も、本来は原発のコストだろうな

[Toteknon]

80年代には政府自ら原発の宣伝に必死でした。その政府広報もいまは仕分けのおかげでめっきり減りましたな。

[NANA_NO1]

広告だから信じる信じないということでなく、"安全"を強調する背後の"危険"について考えなければならない。 @yukichiamano 昔の原発広告のぞっとするのを数点、ご紹介します。ここには載せきれないので、ブログを見て下さ

[justhalf]

1982年から86年にかけての「政府広報」での原子力PR広告。

[himagine_no9]

7月8日付。原発の「安全性」をアピールする政府広報（82年〜86年）。＋電気事業連合会の広告。

[cranehills]

細かいようだけど、最初の「電気事業連合会」は政府公報ではないのでは。

[filinion]

「ぞっと」というか、期せずしてブラックジョークになった過去として読んだ。政府であれ企業であれ「お知らせ」イコール意見広告・大本営発表だと考えるべきでは。中立的な「広報」があり得ると考える方が危険。

[SasakiTakahiro]

これは明らかに「行政広報」じゃない、「意見広告」だ。

[y-mat2006]

80年代の政府の「原子力安全ですよ~」広報。何と言うか、ビートルズのHappiness is a Warm Gunを連想したり。

[yukatti]

"これ、1982年から86年にかけての「政府広報」です。原発の安全性をアピールするものの中からほんの一部を選びました"

[Miyakey]

RT @hashimoto_tokyo 【原発】天野祐吉さんが、1982〜86年の原発の安全性をアピールする政府広報を、ブログで紹介されている。

[navix]

「1982年から86年にかけての「政府広報」です。／原発の安全性をアピールするものの中からほんの一部を選びました」