脱原発、反原発、卒原発、なにやら原発.... 脱と反と卒は何がどう違うのか。 原発を政策の中心に据える新党がいろいろと出てきたが、今、大切なのは原発に関する意見の最大公約数をまとめることではないか。 細かい違いをあげつらってお互い批判しても前に進めない。原発政策が争点の一つになるのはこの総選挙が初めてだし、マスコミが原子力ムラのお金や利権からやや独立して報道できるのもはじめてだろう。だから、いろいろと細かい意見はあったとしても、その最大公約数をみんなでまとめるべきだ。 たとえば 一、使用済み核燃料からプルトニウムを取り出す再処理は、ただちにやめる。 一、原発の新増設・リプレースを行わず、厳格に40年廃炉を適用すれば2050年には脱原発する。 一、当面、火力、例えば天然ガスのコンバインドサイクルやマイクロガスタービン、石炭のクリーンバーンなどを活用するにしても、最終的には省エネと再生可能エネ