「夫が稼いだ金で…」「若者のパイを奪っている」 「都会の裕福な主婦」という偶像 「これからのキャリアを模索する期間」 主婦として4人の子どもを育てながら大学院で研究する女性に、ツイッター上で「夫の金で大学院に行くのはおかしい」などの批判が寄せられました。女性に連絡を取り話を聞くと「『主婦』という叩きやすい偶像がつくられたのではないか」と話してくれました。主婦を選んだ女性が家族のケアだけを求められ、自己投資を批判される背景には何があるのでしょうか。女性の言葉から考えました。 「夫が稼いだ金で…」「若者のパイを奪っている」 主婦として家族のケアを担いながら大学院で研究をするさおりさん。ある日、ツイッターで普段通り家族との日常風景をつぶやくと、主婦であり大学院生でもあるアイデンティティーが批判を受けました。 きっかけになったのは、中学1年生の長男の「ママは大学院に行っているけど、学費はどうしてい
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