シンガポールは団地の国だ。国民の8割が全土に散らばる公営住宅に暮らす。高層住宅が連なる街の数少ないオアシスが団地一角にある市場や屋台村だ。昔ながらの青果店や気取らない飲食店が並び、アジアの喧騒(けんそう)がある。だが北部センカンの団地には全く異なる光景があった。朝から雨が続いた火曜日の正午。ウィリアム・チューさん(73)は一緒に暮らす2人の孫のために昼食を買った。選んだのは孫が好きなスパゲティ
![無人化に走る実験国家 - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/614cbd27035f17f95dc3aab1ea187759ef081db8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSKKZO1361724003032017FF2000-1.jpg%3Fixlib%3Djs-3.8.0%26auto%3Dformat%252Ccompress%26fit%3Dcrop%26bg%3DFFFFFF%26w%3D1200%26h%3D630%26s%3Dac1e077212763ae68e47df6662f3998f)
同僚が突然外国人に――。日本企業の中では日産自動車や武田薬品工業でいち早くそうした動きが広がったが、あなたの会社でも、いつそうならないとも限らない。グローバル時代に勝ち残る人材になるにはどうすればいいのか。1年間の海外留学義務付け、授業は全て英語で行いディスカッションを中心にした少人数クラスといった特色ある教育で、秋田市からグローバル人材を輩出する国際教養大学の前中ひろみ教授に聞いた。 (聞き手は宮澤 徹) 前中:問題のひとつは教育にあると思います。英語だけではありません。国際教養大学でも、日本の高校を卒業して入学したばかりの学生は、意見を求められた時に、間違えることを恐れてはっきりと主張できないケースが少なくありません。従来の小・中・高等教育では、まず正しい答えがあって、そこへたどり着く道筋を学習し、それを覚えて、試験で回答して得点に結びつけます。入学試験の準備もそうです。じゃあ、その答
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