三菱航空機(名古屋市)が開発している国産初の小型ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」の納入時期が、予定していた14年1〜3月から延期されることになった。MRJの製造工場で米ボーイング向け部品の不正な検査が発覚し、対応に時間がかかったため。三菱航空機は延期期間について「精査中」と明らかにしていないが、数カ月〜1年程度になる可能性がある。 MRJは計130機を受注済み。09年にも主翼の設計変更などを理由に納入時期を当初予定から3カ月遅らせ、14年1〜3月としており、延期は今回で2回目。 【関連記事】 <飛びMai秘蔵写真館>シンガポール航空 <ボーイング747−400>ANA国際線仕様 <ボーイング747−8F>新型ジャンボ貨物機が日本初飛来 成田に <エアバスA320>スターフライヤー <LCC>ピーチ初便就航