■どの子にも個別の支援教育 今年の春先、下の子の教育に関して保育園で面談があった。就学前教育のあいだ、通常の教員3人+学生1人に加えて特別支援教育のための教員がつくが、私と配偶者はその日になって初めて、下の子はその特別支援教員のサポート対象だと教えられた。確かに下の子は元気がよく、眠っている時と食べている時以外は動き回っていて、声も大きい。子どもとはそういうものだろうと私は思っていた。 それで、私は驚いて「特別支援教育って、うちだけですか?」と質問した。すると先生は少し笑って、「原則として全ての子どもにサポートが必要だから、その意味ではみんなに特別な支援が必要です」と答え、「彼の場合、フィンランド語ができるようになったら、特別な支援は必要なくなるでしょう」とつけ加えた。私はなんとなく…