8月13日に、九条シネ・ヌーヴォXにて「南京 引き裂かれた記憶」を見てきました。 南京には、七月の初め頃、ちょうどこのブログをお休みしている頃に行って来ました。 映画の冒頭で、現代の南京の街の風景が映っていたのですが、それを見たわたしは、にわかに旅先での南京の記憶を思い出し、懐かしさと親しみを感じていました。南京では、新街口(シンガイコウ)という駅の近くのホテルに泊まりました。新街口は、たくさんのビルや建物が並んだ、とても大きな街でした。日本の大都市でしか見られないような広い道路の上を、排気ガスを煙々と撒き散らしながら、車やバイク、モーター付きの自転車が大量に走り去っていきます。さらに、その車やバイクの数に負けないくらいの、自転車と人の多さ。わたしは、新街口の地下鉄の駅から顔を出した途端、街にもうもうと立ち込める、この排気ガスと埃を含んだ目がチカチカするような、お世辞にも深呼吸をしたいと