十勝4町 口蹄疫で農村民泊中止 大阪の修学旅行生受け入れず (05/19 16:44、05/19 17:06 更新) 【浦幌】農村民泊事業を行っている十勝管内浦幌町の民間団体「うらほろ子ども農山漁村交流プロジェクト」が、同町などで7月に予定していた大阪府立高校の修学旅行生320人の民泊受け入れを、口蹄(こうてい)疫予防のため、急きょ中止したことが19日、分かった。修学旅行生らが、感染が確認された国や地域からの便もある大阪の空港を利用するため「ウイルスを持ち込むリスクを否定できない」と判断した。 同団体によると、7月6日から堺市の府立高2年生320人が、浦幌町、足寄町、本別町、豊頃町の農家など約100戸に分散して2泊し、搾乳などの農業体験をする予定だった。 しかし中国、韓国や宮崎県で口蹄疫感染が拡大し、道が「むやみに部外者を牧場に入れることは避ける」よう市町村を通じ農家に要請したこともあり、