前節・長崎戦はFKからのオウンゴールが決勝点となって今季2度目の連勝を飾ったが、試合内容は我慢の展開を強いられており、放ったシュートはわずか2本だけという苦しいものだった。 61分からピッチに立って中盤の底でプレーした秋本倫孝も「長崎は強かった。やるべきことをしっかりやっていた。勝てたのはラッキー」と認めている。 彼が投入された時点で劣勢だったこともあり、なんとかボールの奪いどころを定めて、そこから攻撃に転じようと試みたが、試合の大局を変えるには至らなかった。ただ、そんな中でも勝ち点3を取れたのは「身体を寄せたり、足を出したり、最後まで止まらずにやり続けたから耐えることができた。声も出ていたと思います」(秋本)という守備の粘りがあったからだろう。 秋本にとっては左足負傷から復帰して5試合ぶりの出場となったが、流れの中で攻め上がってシュートを放つなど攻守で存在感を発揮。頼れる男が帰ってきた。
中村太亮が、古巣・京都との初めての対戦を迎える。 京都府出身でジュニア、ジュニアユースと育成組織で育ち、金光大阪高を経てトップチームでも08年から5シーズンプレーした京都との対戦を前に、中村太は「あまり意識はしてないですけど」と前置きしながらも、「いままで一番長いことお世話になったチームなので、しっかり成長した姿を見せれたらなと思う」と話した。 京都の主力は在籍していた2シーズン前と同じ顔ぶれが多く、大木武監督のスタイルも大きく変わっていない。 「いいところ、悪いところはわかる。知っている分、チームに伝えて、流れよく試合の展開を作れたらなと思う」。 中村太はニュートラルな雰囲気でそう話した。
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