翻訳担当のSです。 スペインのメディアは最近、2人の日本人に注目し、新聞もそれなりの紙面を割いて2人に関するニュースを報じました。1人は6月9日、「カタルーニャ国際賞」を受賞した村上春樹さんです。そしてもう...翻訳担当のSです。 スペインのメディアは最近、2人の日本人に注目し、新聞もそれなりの紙面を割いて2人に関するニュースを報じました。1人は6月9日、「カタルーニャ国際賞」を受賞した村上春樹さんです。そしてもう1人は6月15日、スペインBBVA財団の「知のフロンティア賞(生物医学部門)」を受賞した京都大学の山中伸弥教授です。今日は、この2人がスペインでどのように紹介されたかについて書きたいと思います。 「エル・ムンド」紙 まず村上さんは、受賞スピーチで福島原発の事故に触れ、「日本人は核に対する『ノー』を叫び続けるべきだった」と述べ、賞金8万ユーロ(約930万円)をこのたびの震災と