まだ若い女性が交通事故で亡くなりました。 彼女は生前とても人気者だったそうです。 そして、数人の友達が遺品整理の当日も手伝いにいらっしゃったのです。 しかし、故人となった彼女はもしかするとそれを歓迎していなかったのではないかと私は感じました。 ・・・・・ お母さんが地方からお越しになり、私たちと一緒に片づけをはじめて30分も経った頃でしょうか、3人の女性がお越しになりお部屋の片づけを手伝い始めたのです。 もちろんお母さんとその友達とは面識もあったようで、それぞれの友達のお名前もお母さんは知っていらっしゃいました。 仲の良かった知人がお手伝いに来てくれることは稀にある事ですので、私も初めはなんとも思わなかったのです。 しかし、しばらくしてお母さんが皆のために飲み物を買いにお部屋を出た時でした。 「ねえ、これ○○君じゃない!」 「えっ~!うそでしょ、ホントだ○○君だ!」 「そうよね、○○君って