2010年11月4日のブックマーク (2件)

  • 私はいかにして死刑廃止の論拠について心配するのを止めたか - apesnotmonkeysの日記

    私も以前は「なぜ死刑を廃止すべきか」の論拠をどう表現するかいろいろと考えたものですが、最近は実にシンプルな主張に落ち着きました。「殺すな、という主張に根拠は要らない」です。 こういう境地に達するうえで、南京事件否定論者の言動をフォローして来たことは大いに関係しています。「捕虜を殺したのは正当である」と主張するために様々な詭弁を弄する人々を見ていると、そうした主張に対して国際法やら当時の軍事的情勢やらを引き合いに出して「いや、あの捕虜を殺すのは不当だった」と反論するのは実は間違っているのではないか、とすら思えてきますから。 死刑存置論はしばしば「国民の正義感情」を論拠にしますが、しかしこの「正義感情」たるや、被害者の数が膨大で“顔が見えなくなる”とかえって被害者への関心を失ってしまうようなシロモノです。だって、9割近くが死刑を支持するその社会で、万の単位で被害者のいる大虐殺を否定するために詭

    私はいかにして死刑廃止の論拠について心配するのを止めたか - apesnotmonkeysの日記
    poppen38
    poppen38 2010/11/04
    『9割近くが死刑を支持するその社会で、万の単位で被害者のいる大虐殺を否定するために詭弁を弄する人間が大学教授やらジャーナリストやら国会議員として通用してしまっている』
  • なごなぐ雑記: 沖縄県知事選挙における二人の候補の政策骨子をみる

    現職で二期目をねらう仲井真氏と、挑戦者である新人の伊波氏、それぞれの県知事選挙に臨む政策も出揃った。落ち着いて、両候補の政策を吟味し見比べる時間もないので、新聞紙上等で端的に表れてる違いなどをメモしておく。 いうまでもなく、今回の県知事選挙の最大の争点は、普天間返還および「県内移設」の問題である。沖縄の頭越しに決定された日米合意に対して、沖縄の明確な意思が選挙という民主主義システムを通してどう表出するのかということが問われている。 琉球新報が、二人の政策骨子をまとめ紹介しているので、それを参照したい。 仲井真氏の政策骨子は三つの柱で構成されている。 希望と活力にあふれる「豊かな美ら島・おきなわ」づくり つながり支え合う「住みよい美ら島・おきなわ」づくり 世界に開かれた「交流と共生の島・おきなわ」づくり 政策発表の場では、基地問題について「県外移設を求める」などと発言したようだが、政策骨子を