東京のような大都市は、とにかく建物の入れ替わりが激しい。ひと昔前にはその町のシンボルだったようなものも、気がつけば姿を消してまったく違うビルになっていたりする。 そんな風景の移り変わりが、お台場でまさに起きている。長年のシンボルだった大観覧車とパレットタウンが営業を終え、目下取り壊しの工事が進んでいるのだ。 10月上旬、実際にお台場を訪れてみると、もうこれはひとつの時代の終わりなんじゃないかと思うくらいに、ものの見事に観覧車が分解されている。観覧車よりも背の高いタワークレーンが脇にそびえ、観覧車の骨組みを次々に取り外している。お隣のヴィーナスフォートもMEGA WEBも閉鎖されていて、あとは取り壊しを待つばかり。跡地(の一部)にはプロバスケットボールBリーグ・アルバルク東京の試合会場などに使われる多目的アリーナが建設される予定だという。
![「さよなら! お台場の大観覧車」から2カ月…あの跡地は今、どうなった? 「金融ビジネス街&タワマン20棟以上」日本人が忘れた“お台場の夢”(鼠入昌史)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a126509b290cf2b6f9e5b55832ece7bdb8afe662/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F6%2F2%2F-%2Fimg_62cedc8ed6bf48c16ce6087759695169357660.jpg)