7月に出たばかりの本です。池袋のジュンク堂を定期巡回していて見つけました。 『 PowerPointによるインタフェースデザイン開発 』 http://www.amazon.co.jp/dp/476937173X/ タイトルからは気づきにくいのですが、この本はパワーポイントによるUIプロトタイプの解説書です。 近年、日本でもラピッド・プロトタイピングが注目されるようになって、そのための専用ツールも発売されるようになりました。ただ、専用ツールは比較的高価(7~10万円くらい)ですし、新たに操作を習得しなければなりません。その点、パワーポイントならば手軽に扱えます。そして、意外にもプロトタイピングツールとしても高機能なのです。 そんな便利な手法なのですが、特に日本では「知る人ぞ知る」という、ちょっと裏技的な存在でした。それは体系的にまとまった解説書がなかったからでしょう。『ペーパープロトタイプ