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ブックマーク / sakaiosamu.com (23)

  • 新著「嫌われモノの〈広告〉は再生するか」を書いたのはどうしてかというと・・・

    クリエイティブビジネス論〜焼け跡に光を灯そう〜 コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ! メディアやコンテンツの業界にいる者として、キャリアのベースが広告業界だったのはよかったと思う。広告屋の自負を込めて言うと、メディアというものを客観的に見る立ち位置が獲得できたからだ。 広告との関係でメディアを知っているのといないのとでは、考え方の幅やリアリティに大きな差ができてしまう。メディアは理想論や正義感だけでは運営できない。だから理想論が不要だと言いたいのではない。広告ビジネスの実情、なぜメディアがビジネスとして成立しているのかまで理解した上で、理想を追い求めることが大切だと思うのだ。社会に役立つ良いコンテンツさえ発信していればいいのだ!としか考えない作り手は、沈没してしまうだろう。 とくに今のようにメディアのビジネスモデルが

    新著「嫌われモノの〈広告〉は再生するか」を書いたのはどうしてかというと・・・
  • テレビ番組の視聴率をニュースで扱うのは不毛だ〜Twitterの声が作り手の糧になる〜

    クリエイティブビジネス論〜焼け跡に光を灯そう〜 コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ! 視聴率を視聴者が気にすることには意味がない 最近、視聴率をネタにした記事をよく見る。今クールのドラマがはじまってからも、数多く見受けられた。 →「とと姉ちゃん」平均視聴率24・6%記録 また過去最高更新 →フジ日9「OUR HOUSE」第2話視聴率は5・0%に微増 →松潤主演ドラマ「99.9」の第2話が19・1%と高視聴率 前週より3・6%UP → 春の「火曜10時」ドラマ対決、第2RはTBS系「重版出来!」が巻き返し 自分の好きな番組の視聴率が高いとうれしいし、逆に低いと残念な気持ちになる。記事にする側もそんな前提で書いているのだろう。だがいま、テレビ局や番組関係者はともかく、視聴者が視聴率を気にすることにはほとんど意味がなくなっ

    テレビ番組の視聴率をニュースで扱うのは不毛だ〜Twitterの声が作り手の糧になる〜
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    popup-desktop 2016/05/02
    「いまや視聴率を支配しているのは”おばさん”たちだ。」「ひと昔前なら視聴率は人気のバロメーターだといえたかもしれない。人口ピラミッドがいまほどいびつでないころならそう言えただろう。」
  • このままでは日本のコンテンツ産業もガラパゴス化してしまう

    クリエイティブビジネス論〜焼け跡に光を灯そう〜 コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ! 日の映像コンテンツは輸出に対応できていない あるプロジェクトのメンバーに加わり、この半年ほど、日のコンテンツ産業の今後について考えるためヒアリング作業を行ってきた。とくに海外への進出の可能性を探るのが大きなテーマだった。日の映像コンテンツの最前線の方々に話を聞いて回って感じたのは、もう手遅れかもしれないという憔悴感だった。 まず、中国だ。かの国の映画産業が急激に、怒濤の勢いというべき成長をしている。世界の映画市場についてざっと説明すると、かなり長い期間、日は世界第2位の市場だった。1位はもちろんアメリカで、2015年ではカナダも合わせて110億ドル程度、1兆3千億円程度の規模だ。日は変動はあるものの不思議と2000億円前後

    このままでは日本のコンテンツ産業もガラパゴス化してしまう
  • テレビの中心が東京とは限らない時代になってきた〜NHK文研フォーラム「テレビ視聴の東西差を探る」より〜

    クリエイティブビジネス論〜焼け跡に光を灯そう〜 コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ! 毎年春に開催される、NHK文研フォーラム。今年は先週、3月3日(火)から5日(木)の開催だった。全体のプログラムは、このページで見ることができる。 NHK文研フォーラム2015 ぼくは3日のプログラムに申し込み、前々から楽しみにしていた。実はお目当てはプログラムAの「「これからのテレビ」求められる役割とは何か?」という企画で、文研のジャンヌ・ダルクこと村上圭子さんが総務省の渡辺克也審議官に凛々しく突っ込む姿を見に行ったのだ。同じ日のプログラムB「テレビ視聴の東西差」もなかなか面白そうだし、お!コメンテイターとして影山貴彦さんのお名前が!元毎日放送のプロデューサーでいまは同志社女子大で教えておられる影山さんには一度お会いしてみたかった

    テレビの中心が東京とは限らない時代になってきた〜NHK文研フォーラム「テレビ視聴の東西差を探る」より〜
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    popup-desktop 2015/03/13
    東京中心だったテレビの世界が、関西を中心に地方に分散?回帰?しつつあるという流れ。
  • "攻めてる"テレビ東京が、ネットに攻め込んで何をたくらんでいるか気になる〜SocialTV Conference2014へ向けて〜

    クリエイティブビジネス論〜焼け跡に光を灯そう〜 コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ! ぼくはかなりのドラマ好きなのだがこのクール(2014年7月〜9月)は不作だ。これと言って観たいものがない。多くの人も同じ気持ちなのか、視聴率も冴えないようだ。初回はともかく第二話、第三話と続く中で10%を切るものが続々出てきた。月9『HERO』だけがヒットドラマの面目を保っているが、どうもこの先失速しかねない空気が漂っている。 ところが、そんな中で毎週楽しみにしているドラマがある。『アオイホノオ』という、80年代の大学を舞台にした青春ドラマ、と言ってしまうと普通のようだが、かなりとんでもない。『逆境ナイン』などの漫画家・島和彦の自伝的な漫画が原作で、実際に島大阪芸大に入学し、同級生だった庵野秀明などのちのガイアックス関係者を意

    "攻めてる"テレビ東京が、ネットに攻め込んで何をたくらんでいるか気になる〜SocialTV Conference2014へ向けて〜
  • ドラマを見逃したらスマホで見ればいい時代、はじまる?

    クリエイティブビジネス論〜焼け跡に光を灯そう〜 コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ! 先週は「ヒカキンのCMデビューは、放送と通信の融合の具体化かもしれない」という記事で、YouTuberヒカキン氏がテレビCMにデビューしたことの意義について書き、続いて「2014年のはじまりはメディアの変化を思い知らされた」と題した記事では、ネット動画が今年は盛んになりそうだと書いた。 2つ目の記事の中で触れたように、”もっとTV”で民放ドラマの定額見放題サービスがはじまった。これだけで十分びっくりしたから書いたのだけど、この連休中にさらにびっくりなニュースが飛び込んできた。 1月11日(土)21時からはじまった『戦力外捜査官』というドラマ。武井咲とEXILEのTAKAHIROが主演のコミカルな刑事ドラマで第一話はなかなか面白かった

    ドラマを見逃したらスマホで見ればいい時代、はじまる?
  • ヒカキンのCMデビューは、放送と通信の融合の具体化かもしれない

    クリエイティブビジネス論〜焼け跡に光を灯そう〜 コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ! 放送と通信の融合、という言葉がよく言われる。刺激的だが、これ、意外に具体がわからなかったりもする抽象的な言葉だと思う。スマートTVがその具体化の最先端のはずだが、家電量販店のテレビ売場ではスマートTVより4Kばかりアピールされている。結局は、AppleTVやTSUTAYA TVのようなVODサービスでしかないのかもしれない。それは”融合”と言えるのか? ところで、スカルプDという頭皮ケアを謳うシャンプーがある。雨上がり決死隊の二人がCMに登場している、と言えば思い当たる人は多いだろう。そのスカルプDのCMに最近、ヒカキンという青年が出演しているのを知っているだろうか。 言葉で説明するより映像を見てもらう方が早いだろう。こんなCMだ。

    ヒカキンのCMデビューは、放送と通信の融合の具体化かもしれない
  • 「笑っていいとも」の終わりは、新しいテレビのはじまりになるのだろうか

    クリエイティブビジネス論〜焼け跡に光を灯そう〜 コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ! NHKの「NEWS WEB24」はソーシャルメディアを活用したニュース番組で、後半に”つぶやきビッグデータ“というコーナーがある。その日、Twitterでとくにつぶやかれた言葉をピックアップする。昨日(10月22日)夜の放送では「いいとも」「終了」などが多くつぶやかれたそうだ。もちろんその日の昼間に駆け巡った「笑っていいとも、3月で終了」のニュースが爆発的に拡散されたからだ。ぼく自身もびっくりしたが、ソーシャルメディア上でこれほど驚きが飛び回ったことにさらに驚いた。 1982年のスタート時、大学生だったぼくにとって、「笑っていいとも」はともに歩んできた番組だ。そしてまた80年代に起こったテレビの流れの変化を象徴する番組だと言えるだろ

    「笑っていいとも」の終わりは、新しいテレビのはじまりになるのだろうか
  • 池上彰とテレビ東京が起こした、ちょっとした革命

    クリエイティブビジネス論〜焼け跡に光を灯そう〜 コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ! この記事を読む前提として、この度の参議院選挙で、いわゆる開票特番を各テレビ局が放送し、池上彰さんをキャスターに据えたテレビ東京の選挙特番の内容が特筆すべきものだった、ということは知っておいてほしい。これについては、ブロガー杉穂高さんが詳しく書いている。いまひとつわかってないのだが、という人は、このリンクからその記事を読んでおいてくださいね。 ぼくもこの番組を観た。というのは、前回衆議院選挙の時もテレビ東京は池上キャスターで選挙特番をやっていて、抜群に面白かったからだ。池上さんらしいわかりやすい解説もよかったわけだが、候補者へのインタビューが切り込みすぎるくらい切り込んでいた。ズバズバ切っていく感じ。質問される誰もがたじろいでいた。

    池上彰とテレビ東京が起こした、ちょっとした革命
  • 2013春ドラマ追跡分析(3):Twitterで抜いたら視聴率も抜くのか?

    クリエイティブビジネス論〜焼け跡に光を灯そう〜 コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ! 5月後半に、2回に分けてこの春のドラマについてTwitter分析をやってみた。それ知らない、って人は、そこから読み返してもらった方がいいかな。 2013春ドラマ追跡分析(1):Twitterから視聴率を予測できるか? 2013春ドラマ追跡分析(2):Twitterは視聴率の先を導く? この時から約一ヶ月。状況はかなり変化してきた。上の記事を書いた頃は、『ガリレオ』が第一話でものすごく盛り上がった後、クールダウンしてないか?というムードの一方、『ラストシンデレラ』『家族ゲーム』などがちょっとホットになってきたかもよ、という感じだった。 その後の視聴率推移を見ると、この時に感じたことが具現化された感がある。『ガリレオ』は最初の視聴率より

    2013春ドラマ追跡分析(3):Twitterで抜いたら視聴率も抜くのか?
  • テレビはテレビをはみ出していく〜テレビ放送60周年・NHK×日テレ60番勝負〜

    クリエイティブビジネス論〜焼け跡に光を灯そう〜 コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ! 日テレビ放送は、2月1日、60周年を迎えた。 NHKが日初のテレビ放送を開始したのが、1953年の2月1日だったのだそうだ。同じ年の8月28日には日テレビも放送を開始。つまり今年は、公共放送でも民間放送でもテレビ誕生60周年なのだ。 これを記念してNHKでは2月1日当日の金曜日から週末にかけて、記念番組が多数放送された。 2月1日には19:30から、テレビのチカラ「あの人が選ぶ”忘れられない名場面”」、22:00からは「1000人が考えるテレビミライ」。 前者は、鈴木福くんがニュースキャスターとして登場、NHK局内を巡って放送に関わるいろんな部門を紹介しながら、北島三郎や萩欽一などテレビに深く関わってきた人びとが、もっとも

    テレビはテレビをはみ出していく〜テレビ放送60周年・NHK×日テレ60番勝負〜
  • おかしな風が吹いている〜実際に変わりはじめたメディアとコンテンツの関係

    クリエイティブビジネス論〜焼け跡に光を灯そう〜 コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ! 昨日のこのブログで、今年は“節目の年“になるようだと書いた。今日はその続きを書こう。 朝日新聞の社長が驚くほどちゃんとメディアの将来を見据えたことを言った。紙の媒体で書くことにこだわっていてはいけない、と。もはや、新聞記事とは紙でもデジタルデバイスでも読めるものだし、それは加速する。いまの若い世代が年齢を経ても紙の新聞を読むようにはならないだろう。 この考え方を図にすると、こんなことだろう。 左側が、これまでのメディアとコンテンツの関係。新聞で言えば、メディア=紙の新聞。コンテンツが記事。記事は必ず紙の新聞とセットであり一体化している。コンテンツは紙の新聞に掲載される前提で生み出される。そこに何の疑問もない。 ところが右側では状況が

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  • NOTTV「AKBのあんた誰?」には、メディアとコンテンツの未来像が見える!

    クリエイティブビジネス論〜焼け跡に光を灯そう〜 コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ! 前回の記事「おかしな風が吹いている〜実際に変わりはじめたメディアとコンテンツの関係」は、思いの外たくさんの人が読んでくれてうれしかった。たぶん、ジャーナリストの西田宗千佳さんがつぶやいてくれたのがきっかけだと思う。いやー、西田さん、ありがとうございます! その記事ではこういう図を描いてみたのだった。一対一対応だったコンテンツとメディアの関係が、こんな感じになる。複数のメディアをコンテンツが形を変え品を変えて飛び交うようになると。 で、今回はさらに続きを書いていこうと思う。そして、今日取り上げるのはとっておきのネタ、AKB関係だ。このブログでAKBをとりあげるとは、って思うでしょ? NOTTVで放送中の「AKBのあんた誰?」という番組

    NOTTV「AKBのあんた誰?」には、メディアとコンテンツの未来像が見える!
  • お正月からテレビはダブルスクリーン!〜リアル脱出ゲームTVと箱根駅伝〜

    クリエイティブビジネス論〜焼け跡に光を灯そう〜 コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ! 7日からという人も多いだろうけど、ぼくは今日4日から仕事始め。まあゆるゆるスタートしましょうか。 さてこの年末年始、テレビ三昧だったわけだけど、なんだかテレビ視聴が年末年始の中で“恒例感“を少し失っている気がしてしまった。正直、これ観たい!という番組が少なかった。そして意外にもいちばん面白かったのが「ピタゴラスイッチ」と「歴史にドキリ」という教育テレビもといETVの番組だったのは新鮮だったなあ。 ただひとつだけ、前々から聞いていて楽しみにしていた番組があった。1月1日の夜にTBSで放送された「リアル脱出ゲームTV」だ。 “リアル脱出ゲーム“についてはここで書くと長くなるので簡単に説明するんであとは自分で調べてみてほしい。いま、ちょっ

    お正月からテレビはダブルスクリーン!〜リアル脱出ゲームTVと箱根駅伝〜
  • ビデオリサーチフォーラムは、視聴率だけじゃないですよ宣言だった

    クリエイティブビジネス論〜焼け跡に光を灯そう〜 コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ! この12月5日6日と、ビデオリサーチ社のフォーラムが行われた。この会社にはお友達も多いし、最近何かとからむこともあるので、できるだけ見ようと2日間フル参加した。 このブログの読者の皆さんならご存知だろうけど、ビデオリサーチ社は視聴率を日々測定する日で唯一の調査会社だ。少し前までは米国のニールセン社も日で視聴率を測定していたのだが、いろいろあって撤退したそうだ。なので、いまは日で唯一。 そのビデオリサーチ社が50周年を迎えたというので、今回のフォーラムが開催された。つまり、毎年やっているわけではないのだね、このフォーラムは。 2日間、多様なプログラムが組まれ、それをあっちこっち飛び回って聴講した。どれもこれもテレビがテーマなわけ

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    popup-desktop 2012/12/07
    タイムシフト視聴やソーシャル視聴にも切り込むっぽい。
  • ぼくたちは、マイホームに回帰する〜新ドラマ『ゴーイングマイホーム』

    クリエイティブビジネス論〜焼け跡に光を灯そう〜 コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ! 昨日の夜は急いで帰宅した。9時からのドラマ『ゴーイングマイホーム』をリアルタイムで観たかったからだ。 この秋のドラマの中でも注目のこの作品。来は10時放送なのだが、2時間スペシャルでスタートということで、初回だけ9時放送だった。 何が注目かというと、是枝裕和の脚・監督作品なのだ。 コレエダって誰?という方には『ビューティフルライフ』『誰も知らない』『奇跡』などの作品で知られる映画監督だとまず説明しておこう。 ただ、是枝監督が独特なのは、テレビのドキュメンタリー出身であることだ。だから”映画監督”と定義して良いのかわからない。もっとゆるく”映像作家”とした方が適切なのかもしれない。 彼の作品を観ると、”テレビのドキュメンタリー出身

    ぼくたちは、マイホームに回帰する〜新ドラマ『ゴーイングマイホーム』
  • 何かを生み出すって、血へどを吐き身を削る作業なんだってこと、忘れてた〜プロフェッショナル・仕事の流儀<遊川和彦>〜

    クリエイティブビジネス論〜焼け跡に光を灯そう〜 コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ! なんとなく録画した「プロフェッショナル・仕事の流儀」を観た。今回が最終回で、脚家の遊川和彦氏を取材していた。なんとなく観はじめたら壮絶で、感動して涙がぼろぼろ出て困った。 遊川氏の脚作品をとくに追ってきたわけではない。TBSで『ママハハ・ブギ』『予備校ブギ』『ADブギ』などを書いていたのをあとで知った。この辺はけっこう観ていた。『十年愛』はちょっと印象的だった。『GTO』も遊川氏だったのだそうだ。 ぼくがはっきり遊川脚を記憶したのは2000年の『オヤジぃ』だった。田村正和が武骨な父親を演じて共感した。不器用でストイックでちょっと世間からズレた泥臭いキャラクターで、90年代以降のテレビドラマがあまり描かなかったタイプの主人公だっ

    何かを生み出すって、血へどを吐き身を削る作業なんだってこと、忘れてた〜プロフェッショナル・仕事の流儀<遊川和彦>〜
  • ノマドという職種は存在しない

    クリエイティブビジネス論〜焼け跡に光を灯そう〜 コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ! 安藤美冬という女性が物議を醸しているなあと思っていたら、ついに切り込み隊長のアンテナに引っかかってしまったわけで。 「【号外】安藤美冬女史@ノマド女王がマルチまがい商法のフロントだった件について」と題したブログ記事が話題になったのはとっくに知ってるよね、みなさん。 ぼくはこの女性のことは気になっていて、というか大丈夫か、この子?と危惧していた。 これもみなさんとっくの昔に知ってるぜ、って話かもしれないけど、ぼくがいちばん驚いたのは彼女のブログの中の「フリーランスのセルフブランディング―名刺、住所、服装、場にもこだわろう」という記事だった。 曰く・・・ 「クリエイティブな仕事をされているのに、足立区」 なんていうのじゃ、もったいない。

    ノマドという職種は存在しない
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    popup-desktop 2012/06/15
    「ノマドというのは”働き方”であって、生き方や思想ではない。いやもちろん、働き方から派生的に哲学めいた要素は出てくるが、それは副産物であって本体ではない。」
  • テレビ局が、マジで動きはじめた!〜スマートTVサミットでの日本テレビ・デジタル連携宣言〜

    クリエイティブビジネス論〜焼け跡に光を灯そう〜 コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ! 5月25日に日経エレクトロニクス主催の「スマートTVサミット」というセミナーイベントがあった。去年も開催され、ぼくも行ったのだけど、今年はさらに盛り上がっている感じ。300人ぐらいいたんじゃないかな?朝10時から夕方17時30分まで、こってりとメニューが展開された。 ぼくはこの前日、もっと小規模なスマートTVについてのセミナーでしゃべった。この時、前半を担当されたITジャーナリスト田雅一さんが、スマートTVサミットでもパネルディスカッションでモデレーターをされていた。パネルディスカッションは午前と夕方の2回行われ、NHKの倉又さんが出ていたり、NOTTVの小牧さんが出ていたり。片岡さんが一コマたっぷりとRegzaAppsについてし

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  • ローカル局の進化はもうはじまっている。〜「新聞研究」2012/5月号・地デジ完成後のメディア環境〜

    クリエイティブビジネス論〜焼け跡に光を灯そう〜 コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ! 「新聞研究」という雑誌がある。前に「調査情報」という雑誌に寄稿したことを書いたでしょ。あっちはTBSメディア総研というTBSグループの総研が出している雑誌だった。「新聞研究」の方は、日新聞協会が出しているもの。「調査情報」も歴史ある刊行物だったけどこちらも1947年創刊の由緒ある雑誌だ。・・・でも、勉強不足のぼくはコンタクトをいただくまで知らなかった。いや、面目ございません。 「地デジ完成後のメディア環境」という特集で、ぼくは「テレビはどう進化するか」のタイトルで、ネットによってテレビがどう変化しはじめているかを書いた。まあ、ここで書いてきたことのまとめ記事みたいなものなので、ここを読んでくれてる人なら、慌てて読まなくてもいいかも

    ローカル局の進化はもうはじまっている。〜「新聞研究」2012/5月号・地デジ完成後のメディア環境〜